「目的」と「契機」が、独自性になる。

ビジネスの本質は、社会貢献です。

そして、社会貢献をするためには、あなたの提供しようとする価値を知ってもらう必要があります。

そのために必要となるのがスタイルです。

しかし、ただ目立つスタイルを取ればよいのではありません。クライアントにとっての価値を、特徴的に表すものである必要があります。

そこで大切となるのが「目的」と「契機(きっかけ)」です。何を目的としていて、その目的はどのようなきっかけで生まれたのか、です。

たとえば、私はパワハラ被害者を法律面・心理面・経済面でサポートする仕事をしていますが、これは私自身が組織のトップからパワハラを受けた経験に基づいています。私と同じようにパワハラ被害を受けている方が多いことを知った上で、パワハラ被害者が一方的に不利益を被っていることも知りました。

ただ、そのような理不尽な結果になるのは、私の中で許せないのです。社会は公平であるべきだと、どうしても思ってしまいます。

そこで、パワハラ被害を受けている人にこそ幸せになってほしいと思い、私ができることをしています。それが法律・心理・経済の3側面でのサポートです。

私と同じようなきっかけで、私と同じような目的意識を持ち、私と同じようなことをしている人は、まずいません。それが私の独自性となります。

そして、その独自性を際立たせるためことが、スタイルの確立となるのです。

まずは、「契機(きっかけ)」と「目的」を明確にしましょう。そして、その2つこそを明示していきましょう。あなたがその社会貢献をしたいと思ったきっかけと、その社会貢献活動の目的を明確に打ち出していきましょう。

それこそがあなたの独自性であり、あなたでなければならない理由となるのです。



もしよろしければ、サポートお願い致します。 頂いたサポートは、パワハラ被害者支援のための活動費に充当いたします。 ・書籍購入(心理学、民法・労働法に関する書籍 ・被害者への書籍プレゼント ・関係機関への連絡・通話代金  関係機関に直接連絡を取るときにかかる費用です。