クライアントの見ている世界を見る。

ビジネスの本質は社会貢献です。ビジネスは社会における役割を果たすことであり、社会に価値提供をすることです。

しかし、「価値」は欲望・関心・目的に応じて立ち現れます。(「価値の原理」西條剛央)つまり、絶対的に価値があるものはないと言うことになります。

だからこそ、マーケティングでは「誰に?」が重視されます。

クライアントにとって価値あるものを提供するためには、クライアントの欲望・関心・目的を知る必要があるのです。

では、その欲望・関心・目的を知るにはどうすればよいでしょうか?

それはクライアントの経験を知ることです。

クライアントの欲望・関心・目的は、契機(きっかけ)に応じて立ち現れます(契機関連性 西條剛央)。何かしらのきっかけがあって、興味・関心を持つようになり、その関心を満たすものに価値を感じるのです。

つまり、クライアントと世界を共有することで、クライアントが何に価値を感じるかが分かります。

ですから、クライアントと接する機会を多く持ちましょう。その人が認識している世界をリアルにイメージできるようになるまで、話しを聞くのです。クライアントと直接接する機会が増えれば増えるほど、クライアントにとって価値あるものがわかるようになります。

クライアントと同じように世界を認識することが、ビジネスの始まりです。勇気をもって、クライアントと接触を取りましょう。

もしよろしければ、サポートお願い致します。 頂いたサポートは、パワハラ被害者支援のための活動費に充当いたします。 ・書籍購入(心理学、民法・労働法に関する書籍 ・被害者への書籍プレゼント ・関係機関への連絡・通話代金  関係機関に直接連絡を取るときにかかる費用です。