相互貢献を常に考える。

ビジネスの本質は社会貢献です。

そして、もう1つ大切な視点があります。それが「相互貢献」です。


ビジネスにおいて、相互貢献の意思がない人を、相手にしてはいけません。フリーライド(ただ乗り)を増やすことになるからです。それは「奪う人」が有利になる世界を作ることになるので、社会にとってもよくありません。

「お金がない人を相手にするな」と言っているわけではありません。相手から自分への貢献は「お金」でなくてもよいのです。

専門家同士では、この相互貢献は当然のことです。法律家同士は、お互いに専門知識を交換し合います。コーチ同士も、コーチングをし合います。

このようにお互いのスキルを交換する、「スキル交換」という方法もあります。この方法を使えば、お互いに金銭的負担がなく、お互いがハッピーになれるのです。たとえば私があなたの法務相談に乗り、その対価としてあなたに私の会社のロゴマークを作ってもらえるとしたら、それはお互いにとってハッピーでしょう。

「いい人」は一方的に相手に貢献をしがちであり、それによって消耗しがちです。

ですから、相手に相互貢献の意思があるかどうかについては、しっかりと見極めましょう。そして、相互貢献の意思がある人だけを、クライアントにするように気をつけてください。

それは結果的に、相互貢献の意思がある人が優遇される社会を作ることにつながりますので、社会的にもよいことなのです。

「奪う人」が利する社会をつくらないように、気をつけましょう。

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