ビジネスにおけるゴールを複数設定する。

ビジネスの本質は社会貢献です。

ですから、ビジネスのゴールには必ず社会貢献のゴールが含まれます。

だからと言って、利益をゴールにしてはいけないわけではありません。

ビジネスのゴールは複数あってもよいのです。むしろ、複数あるほうが健全です。

利益を出すために、クライアントに犠牲を求めるビジネスは不健全です。クライアントに貢献するために、利益を必要以上に削ることも同様です。クライアントに貢献して利益も出ていたとしても、従業員を犠牲にしているのも不健全です。

それが現時点では実現不可能であるとしても、ゴールは複数の分野に設定されていてこそ健全なのです。

自分達の能力と関心に見合う仕事をしながら、クライアントに価値提供を行って利益も出し、その利益を地域貢献活動に使っているのが理想であるなら、その理想は掲げておきましょう。

適正な利益を確保することは、将来の価値提供の可否に関わります。また高い価値提供を行えるかどうかは、その仕事に関わる人がその仕事を好きかどうかに関わります。それぞれのゴールを目指すことが、他のゴール達成に役立つものなのです。

ビジネスをする場合は、複数のゴールを設定しましょう。そして、どのゴールも大切にしましょう。社会貢献だからといって、利益をないがしろにする必要はありません。そして、利益を社会貢献よりも重視するのも間違っています。どのゴールも重要です。何かを犠牲して達成するゴールは不健全であることは、覚えておいてください。

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