「できる!」と思えてから、行動に移してもいい。
セルフ・コーチングのゴールは、「本当のゴール」を見つけることです。自分が一生を掛けてでも達成したいと思えるようなゴールを認識できるようにするのが、セルフ・コーチングのゴールです。
逆に言えば、現時点で本当のゴールが見えていないので、それを認識できるようにする必要があります。
そのために必要となるのは、仮のゴール設定です。まずゴールを設定して、そこに向かうことで認識を広げていくのです。
しかし、多くの場合、行動をしていくことができません。「やりたい!」と思うことでも、実現できる可能性が低すぎると行動に移せないのです。
心理学的には、達成可能性が50%のときに、もっともやる気が起きやすいとされてきます。ですから、そのぐらいまで自信を高めることが重要となります。
言い換えると、自信を高めることが行動の促進材料となるのです。当たり前のようですが、自信を高めようとして何かする人って、あまりいないものですよ。
本を読んだり、人から教えてもらったりすることは、一件遠回りのように思えます。しかし、それによって行動が起こせるようになるのです。ですから、そのような勉強はセルフ・コーチングと言えます。
自信がなくて行動できないなら、自信を高めるための行動を起こしましょう。ゴールの実現方法を考え、学びましょう。本を読み、人に会いましょう。
そうやって自信を高めていき実現可能性を感じ始めると、動きたくなってきます。そうしたら、実際に動き出せばよいのです。
行動しない自分を責める必要はありません。「できる!」と思えてから動いてもよいのです。ただし、できると思えるように、学習だけは続けましょうね。
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