社会貢献でも、利益を得ていい。

ビジネスの本質は社会貢献です。

だからこそ、継続することが大切となります。

そのためには、利益は必要なものです。

しかし、社会貢献をビジネスとしようとするときは利益を確保することに対して、さまざまな障害が出てきます。

たとえば、クライアントに金銭的余裕がないことは多々あります。たとえば、パワハラ問題です。パワハラ被害者に対して退職すればよいというのは簡単ですが、それができるのはある程度金銭的余裕がある人だけです。

また、社会貢献だからこそ、報酬や料金を高く設定しにくくなります。これは多分に心理的な障害ですが、「社会貢献をしたいのに、これだけ高い料金設定でよいのだろうか」と思ってしまうものなのです。また、社会貢献サービスについては、クライアントが無意識に金額設定を低めに見積もっていることが多いのです。このため、報酬や料金は低く設定されがちになります。

さらに、価値を伝えるのが簡単ではないという点もあります。社会貢献ビジネスは、そもそも市場自体が作られていないことが多々あります。そのため、あなたのしていることの価値を伝えるのが簡単ではないのです。

また、基本的に1つ1つのサービスには時間・労力といったコストがかかりがちです。サービス提供者が実際に時間を取ることが大切となることが多いのです。

つまり、金銭的余裕がないクライアント対象に対して、できるだけ低く料金を設定し、価値を一生懸命伝えつつ、サービス提供にも時間や労力を注ぎ込む必要があるのです。

しかし、だからこそ利益をしっかりと確保することが大切となります。

そして、利益確保の根本にあるのは、価値をしっかりと伝えていくことです。自分の提供するサービスが、クライアントが置かれている具体的な状況の改善にどのように役立つのかを分かりやすく伝えることが大切です。

なぜあなたのサービスを購入しなければならないのかを、クライアントにしっかりと示していきましょう。

それはあなたが社会貢献を進めるために必要なことですから、堂々と行っていきましょう。

もしよろしければ、サポートお願い致します。 頂いたサポートは、パワハラ被害者支援のための活動費に充当いたします。 ・書籍購入(心理学、民法・労働法に関する書籍 ・被害者への書籍プレゼント ・関係機関への連絡・通話代金  関係機関に直接連絡を取るときにかかる費用です。