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レゴ®シリアスプレイ®の基礎演習と人材育成。

こんにちは。悩みは少ないほうなんですが、ワークショップを設計するときほど色んなことを考えてしまう時間はありませんね。


カッツモデル。

人材育成について色々と考える機会があります。人材育成には様々な観点があるかと思いますがここでは割愛します(えええ)。ひとまず個人的にはこの「育成」という言葉がどうも気に食いません。なにかいいフレーズが無いかなと模索しながら毎日を過ごしているようなもの。背中が痒いです。

ひとまずそれは置いておきます。さて、人材育成のひとつに能力・スキルの強化がありますね。一昔前にはなるかもしれないですがロバート・カッツの提唱したカッツモデル(カッツ理論)でいうと、役職などのマネジメント階層ごとに求められるビジネススキルが変化する、という例のやつです。

カッツモデルとレゴ®シリアスプレイ®。

ここに書かれている内容がグサリと胸に刺さる…。テクニカルスキル(専門能力)ヒューマンスキル(コミュニケーション能力)そしてコンセプチュアルスキル(概念化・抽象化スキル)という3つのスキルによって階層化されていきます。この3つのスキル、どこかで見たことあるような気が…。

これはまさにレゴ®シリアスプレイ®の基礎演習と同じのような気がしています。少しずつレゴブロックに慣れていき(テクニカルスキル)、型の通りに作った作品を人に説明して人の話を聴いて(ヒューマンスキル)、自由にレゴ作品を組み立ててストーリーテリングしていく(コンセプチュアルスキル)。

「レゴ作品」中心のワークショップで。

ワークショップってどうしても「関係性」から入ってしまうことも多々あり、いきなり自己紹介なんてケースが大半だと思いますが、結構レゴ®シリアスプレイ®を用いる場合、特に関係性を度外視して作品から入ることが多く、何かを作った後に作品を使って自己紹介する、なんてざらにあります。

あくまでも作られた「作品」が中心なんです。そう考えると、このレゴ®シリアスプレイ®の導入メソッドはとても理にかなっていて、レゴ®シリアスプレイ®メソッド全体のなかで動く「作品」そのものが人材育成モデルと言えるのかなとも思います。現に多くの気づきとaha体験で溢れていますね。

作品に触れながら、指を指し、説明していくことで多くの気づきを得る

レゴ®シリアスプレイ®の魅力を伝える。

この4月から人事の仕事に携わるようになってレゴ®シリアスプレイ®のワークショップを実施する機会が少なくなりました。ですが、その分、7つの習慣と併せて細かな部分を再学習することができています。新しい発見もあったりしているので次のワークショップを実施するのが本当に楽しみです。

今のところ10月に体験会を予定しているのと、それ以外でもオファーをいただいたりもしています。レゴブロックから学んだ「テクニカルスキル」をもとに人と人との関係性を生んでいき、そこから応用力やメタファーを駆使して概念化していくというレゴ®シリアスプレイ®の魅力を伝えたいですね。

ひらめきはいつも突然やってくる

最後に。

「あなたの言葉には哲学的なのが多くて…」とよく言われますが、あまり意識はしていません…。話は変わりますがようやく「【推しの子】」を全話見ました。かなり面白いですね。

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