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スポーツは社会を変えるんだ。vol.1

多分、僕はすごく特異な道を辿ってきた。

その中で、先日このnoteにすごく感銘を受けた。

10代の頃の葛藤と夢を見つけてからのまっすぐな想いが記されているので、ぜひたくさんの方に読んでもらえれば嬉しいなと思う。

現在、サッカークラブ福山シティFCの広報として活躍されている小林さんの想いは、僕自身も昨シーズンからメディアとしてBリーグの取材をさせていただき、たくさんの広報さん、またフロントスタッフの皆さんの表には現れない努力を目の当たりにしてきたので、すごく刺さるものがあった。何より、これからの小林さんの活躍を単純に応援したいなと感じた。(誰目線)

言葉には不思議な力があると思う。

だからこそ、「言霊」という言葉があるのかもしれない。

想いが乗ってくる。臨場感にあふれている。など…感じ取れるものがたくさんあるし、僕自身も何かを書くときに考えることがたくさんある。そして、それをうまく表現できずに、書いては消して…消しては書いて…色んな人の表情を思い浮かべて…その場に立ち尽くす時がある。

そういう立場を経験してから、誰かの言葉を読むと

「その想いをしっかりと受け取らなくては…」

と思うようになった。

自分が書くことで、読む言葉もそのストーリーや想いを想像できるようになったし、それが伝わる言葉を選べるようになった。

情報が溢れかえっている時代に、伝わる言葉を読み手が選ぶ必要もあると思う。書くだけなら、正直嘘偽りでなんとでもなる。けれど、そこにあるリアルや想いを描くには、想像以上の努力や経験、思考が必要なことを読み手の僕らも考えられるようにならなくてはいけないと思う。(なんとなく話が壮大になったが…)

言葉はコミュニケーションツールなので、どんな時も双方向であるべきだ。けれど、最近はSNSなどでも、一方向や感情論だけが目立つ気がする。

そういう意味では、「書くこと、読むこと」はこれからの社会にすごく重要な要素の1つなのかもしれない。

なんてことを思ったりする。

そして、今回の小林さんの「わたしが福山シティFCの広報になるまで」のような素晴らしい文章を読むと、自然と自分も頑張ろうと思えたり、なんとも言えない爽快感を感じるのだと、僕は思う。

最近のこと

そんなこんなで最近のことを書いていきたい。

怒涛の1ヶ月を過ごしていた。昨日は1ヶ月ぶりのオフだったので、布団が僕を恋しがり、全く離してくれなかった程だ。

決して、忙しいアピールをしたいわけではなく、それを選んだ自分がいるわけで、その時間はきっと一生忘れないくらい濃密な時間で、色んな経験ができ、何より楽しかった。

6月25日、僕はバスケ雑誌「ダブドリ」の人になった。

当たり前だが、発表以前から色々動いてはいて、

「育成年代を語ろう。」vol.4 若手コーチと考えるチームカルチャーと成長曲線

の企画、収録、編集であったり、

ダブドリでの新企画としてスタートした

「B BALL BRAIN」vol.1 新しいアスリート像を考える 【6月29日配信】

ダブドリSOCIOの企画と連動したライブ配信

「ダブドリライブ(仮)vol.1」【7月7日配信】の企画、収録、配信をした。

新しい取り組みをいくつかさせてもらい、新しい出会いにも恵まれて、すごく充実をしている。その中で、もちろん自身が至らない点であったり、小さな失敗や想定外のこともたくさん起こる。(何より凡ミスが多い。反省ばかり笑)その度に凹むのだが…笑

そして、先ほどの福山シティFC広報の小林さんではないが、やりとりをさせてもらうクラブ関係者から学びや発見、元気をもらうことが多くある。(これはメディアで昨シーズン現場に行っていた時も言える)

今までに感じたことのない喜びや充実感を感じられる時間を過ごせていることが何にも変え難いし、7月1日から「ダブドリSOCIO」を一緒にスタートをさせたメンバーも全員が尊敬できる人達で、なかなかメンバーにまで恵まれることはないと思う。自分自身も早く力になれるように頑張ろうと思う毎日だ。

スポーツ業界で働くに至るまで

さて、ここからが本題だ。笑

曲がりなりにもスポーツ業界という中に自分はいる。小林さんのnoteを読んだ時もそうだし、元々の自分自身の価値観というや、1つのゴールが

「スポーツが生活に浸透し、その人の人生を豊かにする1つになること」

と考えている。

それは仕事として、スポーツで何かしらの収入を得られるようにすることもそうだし、そこまでの考えがなくても、スポーツをすること、見ること、関わることでそれぞれの人生が豊かになっていくということが、僕の理想論ではある。

ただそれぞれ価値観が違うから、それぞれの関わり方があることを前提としつつ、けれど、日本においてスポーツの価値はまだまだ低いことも事実であり、それは可能性でもあると思う。

多分、国内の人気スポーツでもその影響力は日本の人口1%くらいしかないのではないだろうか。

そこを考えずにスポーツにのめり込むことは、ある種の社会とのギャップをうみ、そのギャップに苦しむことになるのではないかとも考えたりする。

SNSなどもそうだが、僕が関わるバスケットボール業界はSNSでは盛り上がっている。けれどそれは正直に言えば、学校で言うところの教室の隅で男子が数人で盛り上がっている…とか女子数人が雑誌を見ながらアイドルの話で盛り上がっている…くらいのことだと思う。何よりそのSNSをそうさせているのは自分自身なのだ。

要するに国内スポーツは、日本社会からすれば、まだまだほんの1部の小さな世界観でしかない。だからこそ、それを理解しないと選手にせよ、ファンにせよ、そこにいる人たちの変な勘違いが悪い方向に向かってしまうのかもしれない…と思うこともある。

まさに、井の中の蛙大海を知らずだ。

だからこそ、スポーツだけに染めるのではなく、スポーツを多視点で見ること、色んな世界線の中でスポーツの議論ができるようにしたいなと最近よく考える。

じゃー、何ができますか?と聞かれると…んー…と言うのが正直なところなのだが…

その中で、感じたのはスポーツの内部がまだそこまでオープンになってないのかなと感じた。

自分自身も今に至るまで、様々なスポーツの関わり方をして、現在に至る。

コーチ、ブログ、戦術解説、取材、ライター、YouTube…そして今は書籍。

ダブドリの人になってからは周りからの見られ方も変わった気がする。

スポーツ業界に入りたい人から連絡をもらうこともあるし、バスケ(スポーツで)で何かしたいという人や、実際に今何をしているのかをやたら細かく聞いてくる人もいる。笑

それはスポーツチームの広報とかも同じで、要するに

「どうやったらそれになれるの?」

という疑問があり、そこがクリアに見えないからこそ、もやもやしている人がたくさんいるのかな…と感じた…今回の小林さんのnoteは、内容も素晴らしいこともあり、そこがクリアになってて、すごく多くの方に読まれ、好感を持たれたのだと思う。

なので、僕がダブドリの人になるまでのスポーツの関わり方、そして今考えているこれからのスポーツの関わり方を少し書いていきたいと思う。

多分、僕はすごく特異な道を辿ってきた。

と思うので。笑

が、今回は長くなってしまったので、また詳しくは次回以降!笑

ちなみにタイトルの

「スポーツは社会を変えるんだ。」

は、僕の大学時代の恩師である鈴木滋教授(元サッカー日本代表フィジカルコーチ、元浦和レッズフィジカルコーチ)がよく口にしていた言葉だ。その辺も今後、触れていきたいと思う。

SNSなどで連絡をもらえれば、僕で答えられる範囲のことは答えるし、個人的にも僕でここまで来れたから、もっと優秀な人はなんでもできると思う。笑

何か知りたいことがあれば、SNSからご連絡をいただければ、お答えしますので、お気軽にご連絡ください。

また、次回からのnoteも読んでいただけたら嬉しいです。

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