散らかし適当アレコレ日記6

日記を書くのが少しばかり億劫である。
起きたこと、過去のことを書くというのは、それほど難しくもない。
が、進行中のことを書こうとすると、どう書いていったらいいかわからなくなる。
が、そここそ面白いのかも知れない。
過去のことはよくも悪くも物語としてまとめてしまう。しかし実際は物語ではない。

布団の中にいる。ぼんやりする。朝のひかりがカーテン越しに降り注ぐ。
朝の時間…あらゆるものに清さを感じる。
母親の料理する音、流れ聞こえてくるテレビ、外で誰か会話している、子供達がはしゃいでいる、顔を洗う、みずを飲む、、ああすべてのことがどこか神聖なものに思える。

一日の全てのエネルギーが凝縮され爆発したような時間だった。バケツをひっくり返したような雨とはよくいったものだ。土砂降りも土砂降り。
生暖かい大きな雨粒は全身を容赦なく打ちつけた。雷はドッカラゴンゴンと頭のネジが外れおちたように稲妻を光らせては地鳴りをさせる。
仕事場は停電した。機械類が一時的に停止し、データが消えるなど少々混乱した。(いろいろいじっていたら消えていなかった。)
後で聞いたら外の電線は火花が散っていたそうだ。
「雷みた!すごかったよね!」
今日会う人々はどこか舞い上がっており嬉しそうにみえた。いつもムスッとしているあの人も何処か楽しそうであった。

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