アフリカツアー①(ケニア)
オリジナルワークショップ「感染症から考えるSDGs(アフリカ編)」の導入の内容です。
ケニア、エチオピア、ザンビアにみなさんをお連れします!という流れ。
(ワークショップでやった内容より詳しくなっています)
ケニアの国旗
アフリカの国旗は黒や赤、緑、黄色などの色が多く使われている印象があります。国旗にはその国の歴史や特徴が表されているので、まずは国旗をみていきましょう。
ところで、ケニアの首都はどこでしょうか?
ケニアの首都 ナイロビ
ケニアといえば、ライオンキングのような世界が広がっているイメージがあるかもしれません。もちろん、そういう場所もありますが、首都ナイロビは東アフリカで一番栄えていると言われ、高層ビルなどもあります。
ジラフセンター
ナイロビ郊外にあるキリンの保護・繁殖のための施設。キリンはアミメキリン、マサイキリンが有名だと思うのですが、ここでは特に個体数が少ないロスチャイルドキリン(別名ウガンダキリン、たぶんキタキリンともいう)が保護されています。僕もロスチャイルドキリンはここで初めて知りました。ロスチャイルドはアミメキリンと模様は似ていますが、膝(生物学的にはかかと?)から下が白いのが特徴。
ここではキリンとキスができちゃいます。どうやったらキスできるでしょうか?
ここではキリンにエサをあげれるんですが、エサを口にくわえてあげるとディープなキスができちゃいます。貴重な経験でした。
ちなみにキリンは偶蹄目で、反芻動物です。
ウシと同じように、食べ物をもぐもぐごっくん、おえっ・・・ていうのを繰り返します。YouTubeにキリンの反芻の様子がわかる動画がありました。
ゾウの孤児院
ここはナイロビにあるゾウの孤児院(シェルドリック動物孤児院)
SDGsの課題について考える①(ゾウの孤児院)
どうしてゾウの孤児院があるのでしょうか?
このゾウのお母さん、お父さんはどうしたのでしょうか?
生徒の回答
・???(質問が悪かったのでしょうか・・・)
・見せ物にするために連れてこられた。
・事故とかで両親が死んで、助けられた。
・人に殺された。
大人だとゾウの孤児院から象牙・密猟とすぐに連想されるんですが、中学生くらいだとあまりピンとこない印象でした。
→反省フォトランゲージのよくある手法、写真を見て思ったことをグループで共有しようの形式にした方がよかったかな
(今回の聞き方だと答えありきなので、広がりがなく面白くないと思いました。)
ゾウの孤児院のことをネットで調べるとたくさんの人が紹介していました。
どんなSDGsの課題が考えられるでしょうか?
「15.陸の豊かさも守ろう」
象牙をとるためにゾウが密猟され個体数が激減しているので、「15.陸の豊かさも守ろう」が直接的な課題だと思います。
象牙のほとんどが印鑑に使われているそうなので、「12.つくる責任 つかう責任」も関係してくるかもしれません。
お金儲けのために、禁止されている密猟をする人達もいるでしょう。
生活が苦しくて、家族を養うためには、子どもを学校に行かすために、そうするしか収入源がない人達もいるかもしれません。他に仕事があれば、それをするのに・・・という人たちもいるでしょう。
そう考えると
「1.貧困をなくそう」、「4.質の高い教育をみんなに」、「8.働きがいも経済成長も」も関係してきます。
また、現地の人にとってゾウは害獣としてみられることもあります。
ゾウによる農作物被害や人身被害が深刻な地域もあるそうです。
ゾウの孤児院に芸能人のローラさんも来たそうです。エミレーツ航空とセスナで移動したり、高級っぽいホテルに泊まったり、すごくリッチな旅?さすがTiffany。
ケニアの北部と書いてあったので、ナイロビではない違うゾウの孤児院だと思います。
マサイ族の村
マサイ族はケニアやタンザニアなどに暮らす少数民族です。昔ながらの生活をしているマサイ族はかなり少なくなっているそうです。
マサイ族の村に訪れるツアーもあります。たしか入場料20ドルくらいだったかな。マサイダンスや火おこしを披露してくれ、お家に招待してもらい、そこでアクセサリーなど押し売りされます。
ミッキーのTシャツを着ていたり、よくみると腕時計していたり、面白い発見もありました。ビジネスでこういう暮らしをしているのかな。オフの日はおしゃれをして街にでかけたりしているのでしょうか。
ネットなどに詳しく紹介されているので興味があればご確認ください。
マサイマラ国立保護区
国立保護区を入って一番はじめに見たのはヌーでした。
生まれて初めて野生のヌーをみたときは、ものすごく感動しました。
「え?え?ヌー??ヌーおるで。ほんもの??」
みたいな感じで、それがしばらくすると
「なんや、またヌーか・・・」
になります。慣れって怖いですね・・・
サファリカーに乗って、国立保護区を走りながら動物をさがします。サファリパークと違って、そのへんに動物がいるわけではないので、見つかるまで時間がかかることもあります。ヌーやシマウマなどはすぐに見かけましたが、肉食動物はなかなかみつかりませんでした。
肉食動物をみつけるコツは、サファリカーが集まっているところを探すことです。ライオンのまわりには何台ものサファリカーが集まっていました。
マラ川にはカバがたくさんいました。動物園でみるカバはのんびりした様子が多い印象ですが、ここでは活発に動いていました。
ケニアのことを調べると、詳しく紹介している人がたくさんいます。それだけ魅力のある素敵な国なんだと思います。
アフリカツアー②(エチオピア ダナキル砂漠ツアー)につづく。
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