鬱との付き合い 1

早いもので鬱と診断されてからハヤ20年の月日が過ぎた。薬物治療とカウンセリングのおかけで強い自殺願望は消えたものの、薬と縁は切れていない。

私の鬱は通常と違い、生育歴も関与していたのでカウンセリングを勧められたのだが、そこで発覚したのは親による精神的虐待だった。

虚弱だった私は、寝込む度に父から「死んでしまえ」と言われ続けていた。
10年続いた母の介護疲れと、心の奥底に沈んでいた父の言葉が30代後半に自殺願望となり、鬱を発症させたのだ。

これから私は、自分の鬱の歴史をここに書き記したいと思う。
自分の心の為に。そして、同じように鬱と戦っている人々のためになれば…とも思っている。

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