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コラボレーションは普遍的な価値なのでは?

たまたま10年くらい前の洋楽を聴いた。
あの頃好きだった曲たちを見直すとすると、個と個が混じり合い、新たな価値を作ろうとしていた時代だなと思う。

当時は音楽業界に限ったことと思って見ていたが、このようにコラボレーションをすることで個人では到達しきれない価値を生み出して、お互いのファンに新たな魅力を提示するのは、マーケティングではもしかしたら王道な手法なのではないかと思い出した。

思い返すと、例えば、「世界のベストレストラン50」や「アジアのベストレストラン50」というランキングがあるが、ここでの順位上げや名声獲得をするためには、レストラン同士のコラボレーションイベントは有効であるとしている。
ミシュランのように待っていて、知らないうちに審査員が来るものとは毛色が違うからだ。

同じように、YouTubeでもYouTuber同士がコラボすることで新たなファンを獲得するのは有名な話である。

自社が発信する情報やファン化の囲い込みをすればするほど、届く情報は深く濃くなっていくため、広がりがなくなってくる。アルゴリズムに下支えされた世界だと余計に、そう言える。

その壁を突破する時に、この手法は使えるのだろう。
最近、企業でもコラボ商品が見え始めてはいるが、日本人は自社で頑張ることを美徳としがちだが、今後はこのような手法も適宜取り入れた方がいいのではないかと思い始めた。

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