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サイバーエージェントは本当に21世紀を代表する会社になるのではないかと思った件

日経テレ東大学を見ていたら、またサイバーエージェントの名前が出てきた。

東京大学の小島武仁教授とマッチング理論に基づいた保育園の受入改善を行政に働きかけているのだという。

サイバーエージェントは1998年に創業して、当初は若く、勢いのある印象だった。
広告代理店業だけではなく、ブログに、ピグに、動画に、ゲームに、といろんなことを流行りものとしてやっている印象の方が強かった。
だが、その一方で創業から四半世紀経つと、持ち前のテクノロジーを武器に、行政に施策の改善まで働きかけるような存在になっていたのだ。
そして、これは研究開発の一環としてやっているような言葉がその後、動画内では交わされていた。

どんなベンチャーであっても、社会的信用がなければ、行政は動かなかった。だから大手のSIerが深く入り込んで、外せないような形をお互い作っていた。デジタル庁もそんなジレンマがあったからこそ立ち上がった。

24年経って、サイバーエージェントは誰もが知る企業になり、立ち上げ当時は若かった人たちも、歳と経験を重ねたことで、円熟味を増し、日本の最も重厚長大かつ遅れてる部分である行政機関にも向き合うことができるようになったのだ。

「21世紀を代表する会社を創る」というビジョンは、単に若手の勢いを象徴し続けているだけではなく、しっかりとマイルストーンが置かれ、そのタームごとに新たなステップに登り詰めていたのだ。

藤田社長は当初はメディア受け・若者受けを狙いうことで、若手を惹きつけていたが、その一方で社内教育・競争・人材確保を進め「視野」を徐々に拡大し、あらゆる領域に対応する会社へと変貌させていたことがわかり、驚いた。

本当に21世紀を代表する会社になるかもしれないなと思った。

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