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WEBマーケティングNEWS_2021/10/30号

こんにちは!

御社のWEBマーケティングを「丸投げ」できる代行企業、株式会社ThankMarketingの代表取締役、木村です。

毎週気になったWEBに関するニュースを「完全無料」でお届けしている「週刊WEBマーケティングニュース」、今週もトピックをお伝えしていきます。

※次回の発行分からは無料ですが登録制にしてクローズドに配信していく予定です。いまのうちにこちらのnoteをブックマークしておいてくださいね。


【本題の前に、雑談のコーナー】

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各地で緊急事態宣言が明けて、弊社では堰を切ったように飲み会が急増しました。。。

しばらく飲みの席から遠ざかっていたため、かさむ接待交際費を見るとギョッとするものがありますね(笑)

そんな中、代表取締役となって以前よりも気を付けるようになったなぁと感じたことがあります。

それは「話している相手の表情を見る」ことです。


というのも、我々WEBマーケティングを生業にしている業種は、相手のことを見てナンボだからです。気持ちを外に向けておかないといけない仕事です。

これは以前から気にかけていた点ですが、代表となり商談が増え。更に、お相手企業さまの時間を取らずに、必要なことを把握して動くためには何が必要かを考えるようになったと捉えています。


確か株式会社フリーウェイジャパンの井上達也さんが出した「企業を考えたら必ず読む本」に書いておられたのですが。



「起業して最初の1年は、経営者とはどういうものかを知る期間」という言葉をいまは念頭に、自分なりの経営者の動き・考え方の基礎を構築していっています。

※将来独立したい方は、「自分は会社員だ」と考えて日々働くより、「自分は〇〇という個人だ」と考え働くと、もっと仕事を楽しめると思います。


では、今週のWEBマーケティングニュースについて見ていきましょう!構成は以下の通りです。

☆☆今週のトピック☆☆
 シニア市場の攻略方法について考察、これから急増していく60代以上の世代にどう買ってもらうのか

☆☆今週気になったWEBマーケティングNEWS☆☆
 1:「LINEリサーチ」調査ターゲティングにLINE広告で使える詳細データ「興味・関心」の属性を無償で利用可能に
 2:単なる価値観の違いじゃない...「おごりたい」男性と「おごられたい」女性がすれ違う根本原因

☆☆今週のThankMarketing☆☆
 
今週一週間の振り返り、商談トピックを公開


【今週のトピック】

今週は今後急増するであろう「シニア市場」の攻略方法について考察してみました。ちょっと長いですが重要なテーマなのでお付き合いください。

弊社は「60歳以上の方々にどうやってモノやサービスを売るのか」今後最も大きな課題になると考えていますので、考察してみました。


直近で公開されていたアンケート結果情報から、今後自社のビジネスにシニア人口の増加が影響すると考えている企業のマーケターは約70%とのこと。

相当な割合、企業さんも意識しているということになります。


私はあまり「高齢者」や「シニア」という言葉が好きではありませんが、人口のボリュームが推移していくにつれて、そのように敬称される世代のπは今後確実に増えていきます。

そのため、どうやって上の年代の方々に商品やサービスを知って、買ってもらうのか。どの企業さんも苦心していると考えていますし、弊社も良くご相談を受けますので、この機会に考察してみました。


シニアと呼ばれる方々をWEBで捉えることが出来るのか

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そもそもシニア層をWEBマーケティングの手法で捉えることは出来るのでしょうか。

答えはYES、ですが。捉えたからといって購買行動には繋がらない世代だと感じています。


様々な商材やサービスで対象になる年代の方にマーケティングを行ってきた経験則から、

 ・家族のことに関する消費は行われやすい(モノ・コト・応援消費)
 ・自分のことに関する消費は20~30代と比べると抑えられる
 ・好きなものはあるが、積極的な消費はしない
 ・でもたまにドカンと使っちゃう

みたいな印象があり、上の年齢の方にモノを売る場合「ストーリー(人としての関わり、人間模様を想像すること)」と「タイミング」が若年層の比ではないぐらい重要なのではないか、という仮説をベースとして持っています。


ちなみにWEB広告で60代以上の方に配信しようとすると、以下のような設定が限界です。

 ・Google広告 = 54~64歳、65歳以上の設定
 ・Yahoo!広告 = 60~64歳、65歳~69歳、70歳以上
 ・Facebook/Instagram広告 = 60歳~65歳以上
 ・Twitter広告 = 50歳以上
 ・TikTok広告 = 55歳以上

WEB広告で60代以上の世代は「狙えないことはないけれど若年層や中高年世代と比べると、バチッと広告を配信出来るワケではない」ですね。

使えそうなのはGoogle広告、Yahoo!広告、Facebook/Instagram広告です。


一方、この世代の方はWEBの情報を簡単には信用してくれないことで有名です。

上記のデータを見る限り、50代までであればインターネットで情報収集している割合が70%以上と多いものの。

60代以上になるとグンと、57%まで下がります。

「TVや新聞などの媒体を信用して買う」という人が多ければ、その世代へのアプローチには相応の初期投資が必要になり、つまりは費用対効果が悪化することが考えられます。


シニア層に売るための施策

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では具体的にシニア層に売るための施策はなんなのかを考えましょう。個人的には以下だと考えています。

 ・WEB広告(Yahoo!などの検索系やDSP)
 ・応援消費向けメディアの構築
 ・さまざまなリアル店舗との連携
 ・新聞広告
 ・習い事教室とのタイアップ

リアルを使った施策は協業やタイアップ、または習い事教室をやっている個人の方々との連携は重要になり、クチコミネットワークのあり/なしで売り上げへの寄与度が変わると踏んでいます。


シニア層に配信可能なDSPも増えている

例えばこの「シニアド」のようなシニア層をターゲットにして配信が行える媒体も今後は増えると考えています。

DSPを配信してきた経験則から、これだけでは費用対効果が合いづらいんじゃないかと考えていますが、検索連動型と並行して配信するなど、やりようはありますね。

スマホやPCでの購入に慣れた世代がこれからシニア層に上がっていきますから、今のうちからミドル世代への認知も合わせて行っておきたいところです。

弊社でも良い事例が出れば改めてメルマガで公開していきますので、楽しみにしてくださいね。


【今週気になったWEBマーケティングNEWS】

今週気になったのは2点。1つ目はLINEでアンケートが取れる機能「LINEリサーチ」で、これまでLINE広告で使えていた「興味・関心」の属性が無料で付与されるようになったそうです。

今後はLINEリサーチで回収したデータに「興味関心」の属性データもくっついてくるということですね。

不動産などの業界だけでなく、例えばECサイトやトイレの便器販売、球団などのサービス品質やユーザー動向のチェックにも役立ちそうですね。


また、こちらのニュースも今回気になりました。

内閣府が2015年から続けているアンケート調査の中に、今回初めて入った「男女の奢ること」に関する質問結果です。

調査によると意外にも男性の方が「男が奢った方が良いだろう」と考えており、全体の約40%の男性がそのような思考だったとのこと。

女性はむしろ「男性に奢られたら後が面倒」ぐらいで考えている方もいるみたいで、面白いなと感じました。

特に面白かったのは男女の未婚・既婚の性格別の表です。

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表のいうことを鵜呑みにすれば


既婚者で「男が奢るべき」と考えている方は男女どちらも「セックス重視」の傾向にあり、お金と肉体関係がドライに連動し、利害関係が一致していそうです。

また、義理人情(優しさ)でお金を払う傾向にある男性は多いのですが、一方の女性はコミュニティへの見栄を意識しており、双方の目的が乖離した結果、男性側が報われていないと感じているケースがあり得ると感じました。

オタク男女が相手に奢ることより、自分の消費を考えていることも的を射ていて面白いですね(笑)


これらから、


オタク男女に恋愛系の訴求をするなら「自分にメリットがあること」をより強く打ち出すことが重要そうです。

例えば「付き合っても束縛なく、ストレスフリーを実現!同趣味の人と出会えるオタク街コン」というようなメルマガタイトルにしたり。

他者への消費が多い優しい男性には「年収200万円アップを実現して、女性にモテ続ける奇跡の転職スキルとは」みたいな、他者の満足度を満たしつつ自分のライフスタイルも充実させる訴求で、転職系の広告文を出してみるのも面白そうですね。


WEBマーケターとして勉強していきたい方は、ちょっとしたアンケートデータでも自分なりに「こうじゃないか」と考えてみて、広告文を考えるようなゲームにすると成長が早くオススメですよ。


【今週のThankMarketing】

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今週は何社かお客様からご相談をいただき、お仕事をご一緒することになりました。

最近弊社へのお問い合わせが増えているのは、介護・福祉事業、学校法人、転職サポート事業をしておられるお客様です。


弊社はWEBマーケティングを丸投げいただけることから、例えばWEB広告×SNS運用代行というメニューでご依頼いただいたり。

SNS広告×バナー作りたい放題プランのメニューなどのプランを良くお選びいただいております。


弊社はなるべく安価に設定することでお客様の成長を重視している企業です。なぜなら、お客様の成長がなければ弊社の成長はないからです。

この無料メルマガを見て少しでも興味を持って下さったならぜひ、以下のサービスサイトからお問い合わせくださいませ。

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さいごに

以上で今週のWEBマーケティングNEWSは終了です!

今回は考察や自分なりの考えをまとめる意味合いで書きましたから、長くなってしまいました。。。

どんなNEWSや事象からでもWEBマーケティングは学ぶことができますから、常日頃から面白いことを考える癖を付けましょうね。


弊社の無料メルマガは「同じ業界の仲間、まだ見ぬお客様との良き出会いのキッカケになれば」と思い無料配信をしていますので、ぜひYoutubeやnoteをフォローしてくれると励みになります。


ではまた来週お会いしましょう!


☆☆株式会社ThankMarketingのYoutubeチャンネルはコチラ☆☆


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