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"予定"と"予想" そして "逆算"と"Carpe diem"

初めてnoteっぽいnoteを書いてみようかなと思います。

以前こんなツイートをしました。

大きい目標を掲げ、そこから逆算し思考を重ねた戦略を立てて戦いつつも、その過程で出会うであろう不確実な偶然に感情を左右され、心の赴くままに遠回りする。

そんな風に予定されていて、でも予想できない人生を歩みたい。

深夜テンションで呟いたツイートですが、僕の望む人生はこの通りなのではないかと思ったのでもう少し考えてみます。


「予定」と「予想」

予定 ...予め将来のことについて決めること。
予想 ...予め将来のことについて見当をつけること。


僕は「予定はされているけど予想できない人生」を歩みたい。

つまりどういうことか。

将来の人生について予定して生きていきたいけど、その予定は予想できないことによって裏切られて欲しいということです。

予定通りに進めれるし予定通りに進んで欲しいんだけど、予想外のことが起こって欲しいんです。

少しわかりやすく比喩的に言えば、将来への近道は知っているんだけど遠回りしたいんです。

ゴールまでの直線を引いておいて、敢えてその直線の上を歩かずフラフラしたいんです。

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ただの矛盾でしょうか?わがままでしょうか?

そうは思いません。

もう少し深く考えてみます。

そもそも何故「予定はされているけど予想できない人生」を歩みたいのか?


「逆算」と「Carpe diem」

まず、「Carpe diem」について説明します。

その日を摘め(ラテン語: Carpe diem、カルペ・ディエム)は、紀元前1世紀の古代ローマの詩人ホラティウスの詩に登場する語句。
「一日の花を摘め」、「一日を摘め」などとも訳される。
また英語では「seize the day」(その日をつかめ/この日をつかめ)とも訳される。
ホラティウスは「今日という日の花を摘め」というこの部分で、「今この瞬間を楽しめ」「今という時を大切に使え」と言おうとしている。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%9D%E3%81%AE%E6%97%A5%E3%82%92%E6%91%98%E3%82%81

僕は「将来の達成したいゴールためにそこから逆算しつつも、感情の赴くままにその日を生きたい(Carpe diem)」です。

なので

「予定はされているけど予想できない人生」を歩むのです。


何かゴールを達成するためにはゴールから逆算する必要があります。なんとなく生きていたらゴールを達成できた、ということはありません。

なので、僕はゴールを定めてそのゴールから毎日を逆算して生きていきます。

でも、その日に感じるままにその日に気になったことはやりたいのです。

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僕が生き方を尊敬している先輩はこのようなことを言っていました。

感情のままに生きていきたい。好きだと思ったら好きなんだし、いいなと思ったらいい。やりたいと思ったらやりたい。

当たり前のことかもしれませんが、僕も自分の感情を大切に生きていきたいです。

理性的にゴールから逆算するんだけど、感情の赴くままに今を生きたい(Carpe diem)んです。

論理的に逆算したいんだけど、直感に従って今を生きたいんです。


最近、論理的思考に対抗したデザイン思考やビジョンドリブン、ハートドリブンなどという言葉をビジネス書などで耳にします。

論理と直感、理性と感情が対比されてどちらが重要なのかと議論されます。

僕は両方重要だと思うので、どちらも大事にしたいんです。

二者の中庸を取るんです。

達成したいゴールがあるから論理的に逆算するんだけど、感情の衝動でその日を楽しむのです。

論理的な思考による逆算で必然性を極めるんだけど、感情に身を任せた心気ままな偶然性も許容したいんです。


最後に

大好きなサッカーをしにオーストラリアに来ている現在です。

ゴールを設定して日々を逆算して動いている日本の尊敬する方々を見ると、僕もゴールから逆算して計画的に過ごしたいと思います。

でも、その日を生きるオーストラリアの人を見ると僕も心と感情に身を任せて今日を楽しんで生きたいと思います。


やりたいこと(ゴール)がない方、無理やりゴールを定めようとせずに感情に耳を澄まして心の赴くままに生きてみてはどうでしょうか?

ゴールからの逆算で今日いうという日に追われている方、たまには自分の奥底に押し込めている感情に従ってみてはどうでしょうか?


子供時代から心にしまっていた自分の感情を剥き出しにして、自由に泳がせてみる。

意外と楽しいもんです。


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萩原雅之 / Mαsayuki Hagiwara
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