夜の散歩でマンホールウォッチング

2024年6月18日 22:38

皆さんこんにちは、作曲家で大学教員の小松正史です。最近、夜の散歩配信をしているのですが、話題が尽きてくると外に出て歩くことにしています。

夜の街を歩くと不審者っぽくなりますよね。私は夜の10時半ごろ、スマホを手に持ちながら一人で歩いているので、通りすがりの車から不審な目で見られがちです。でも夜の方が落ち着いて話せるんですよ。

夜の散歩は気分転換になる上に、新たな発見があって面白いんです。昼間は自分が世界の一部分に過ぎないような狭い感覚しかありませんが、夜になると周りが暗くなり、人も少なくなるので、自分の世界が拡がったような開放的な気分になるんですよ。

自分の声も昼間とは違って、夜の静かな街路では建物に反射して響きます。京都の街並みだと、高い建物が少ないので響きは強くありませんが、東京など高層ビル街だと反響がはっきりと違うはずです。

そうこうしているうちに、歩きながら気になる音が聞こえてきました。道路の継ぎ目から「ザァー」といった水の流れる音を発見（発耳！！）。川はないのになぜ?とよく聞くと、これは「マンホールの下を流れる下水の音」なのでした。

マンホールごとに水音は違うんですよ。ここのは勢いがあるな、あそこのはあまり聞こえないなと、音の違いを感じ取れます。都市部の地下には見えない水の流れが存在しているんですね。夜の静寂の中だからこそ、こういった水音が楽しめるのかもしれません。

今日はマンホール探しをしながら散歩する、ちょっと変わった夜の過ごし方を発見できました。こんな無益な配信も実は、日常を離れた新たな視点を与えてくれるものなのです。

マンホールウォッチング、いかがでしたでしょうか?次はまた別の発見があるかもしれません。皆さん、音の良い一日をお過ごしください。

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