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ローカル複業化プロジェクトマガジン

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このプロジェクトは、地域課題や、100年先の未来を考えたときに残しておきたいけど、経済合理性の土俵にのせるとうまくいかなかったり、1人のチカラだとどうにもならないことを、コワーキ…
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#ローカル

パクチー複業化計画

パクチー。 好きか嫌いかがほぼ真っ二つ、と言っていいほどわかりやすい野菜。 好きな人は、パクチニストという言葉が生まれるほどに、本当に熱狂的に好きだから、すぐに仲間になってしまう笑  当然僕もパクチーが大好き。 どれくらい大好きかというと、例えばパスタで食べる場合はこんな感じ。 とにかくたくさん食べたいのだけど、スーパーで買うと非常に高くついてしまうのです。(売っていない時もあるしね・・・) ということで、今年から畑を借りてパクチー栽培を始めてみました。ただ、僕はパクチ

つなぎなおすことと、資本主義市場を活用する世界

初日にどうしてこんなに寒い日が当たってしまうの!?という程の冷え込みの中、約半年ぶりに竹を切り、機械で粉状にして袋づめして乳酸菌発酵させる、竹パウダー(商品名:淡竹パウダー)づくり、今シーズンも始まりました。超単純作業、ひたすら作業です。 この淡竹パウダーは土壌改良材です。今春本格製造・販売を開始し、僕ら生産者を含め使ってくれた皆さんからも、「おいしい野菜やお米が育った」「元気に丈夫にに育った」「収穫時期が各段に長くなった」などの嬉しい言葉をいただけています。 地域のもの

農業複業化プロジェクト2年目の米作り

農業複業化プロジェクト。 先日無事稲刈り→脱穀→収穫祭を終えて、今期の活動が一区切り。 若干ですが収量も増えたし、2年目だからこそ気づける気づきもあったし、今年も良い1年になったと思います。 そして、田植え後の工程の様子を農業複業化プロジェクトのマガジンで紹介していないことに気づいてしまったので(汗)、ちょっと季節は遡りますが紹介しておきたいと思います。 ◆田植え後の雑草との戦い(6月毎週)田植えをした後待っているのが雑草との戦いです。 なぜ雑草をとるかといえば、雑草に

〝ガス湧き〟と格闘した、今年開墾した田んぼ

田植えを終えた後は、田んぼの水管理をするために、ほぼ毎日田んぼに行くというのが普通だと思うのですが、僕らはたまに様子を見に行く程度です。そこはテクノロジーのチカラをお借りして、センサーとスマホアプリを使って水管理をしているからです。 ちなみに、水田ファーモという仕組みを使わせていただいていて、センサーで水位や温度が定期的に測定されて、スマホのアプリで見ることができますす。水位が減ってきたらこれもアプリでゲートを開ければよいのです。ですので、農業複業化プロジェクトのメンバーで

【農業複業化プロジェクトの米作り】本代掻き〜田植え

生きる基本である食に少し真剣に向き合い、米作りをベースに「生きるチカラ」を育む農業複業化プロジェクト。今回は本代掻き、田植えの様子をお送りします。 前回までの様子はこちら ◆本代掻き(代掻き2回目)5月の上旬、1回目の代掻き(荒代掻き)から約2週間かつ田植えの直前(2日前くらい)に行うのが「本代掻き」です。 ちなみに1回目はこちら参照ください。 代掻きは田んぼに水をいれて、土を砕いて平らにしていく作業ですが、雑草対策でもあります。1回目から2週間あけることで雑草が芽を