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世に溢れている情報から自分に必要なものを選び抜くシンプルな方法

個人が情報発信することが容易になり、今の世の中には多くの情報が溢れています。それは便利になった反面、煩雑にもなってしまいました。

調べものの為、勉強の為、悩みを解消する為。
それらが全てネットで検索するだけで多くの情報に触れる事が出来ます。

それらの中にはそれぞれ相反する概念のものもあったりして、私たちはひどく混乱します。

見た情報が正解なのか間違いなのか。
自分に必要なのか不要なのか。

それらを知る方法は意外と単純で、シンプルなものです。
それは、自分の心と体に聞いてみればいいのです。

例えばバスケットのシュートフォームを改善してシュート率を上げたいと考えた時。

今やシュートフォーム理論で調べれば、ガイドハンド、スィープアンドスウェイ、ワンモーション、フォースタンス理論など様々な情報が溢れかえっています。

しかし、結局どれを取り入れれば打ちやすいのか、シュートが入るのかを体感するのはあなたの体の感覚です。

他にも例えば「1日何食が健康に良いのか?」という議論に関して。
これに関しては諸説あり、googleで検索すると1日1食、2食、3食それぞれを勧める記事が出てきます。(最近は1日1食を推す記事が多いようですが)

これに関しても、結局この中でどれが一番健康でいられるのかを決めるのはあなたの体、あなたの感覚です。

人間については未だに各分野の新発見が世界中で発表されたりしています。
人間はまだまだ人間の全てを知れていないのです。

なので、最も答えに近いのは私達自身が生で感じる感覚であり、研究論文や科学的根拠、専門家の意見などはあくまでそれの補佐的なものに過ぎません。

それらの情報が国の機関の調査で立証されたり、アメリカの大学の研究論文で発表されたり、有名人が「これで変わりました」と言ったとしても、それはあなたを研究した結果ではないのです。
あなたがそれによって快適に生きられないのであれば、それは少なくともあなたという個体には当てはまらないもので、取り入れる必要のないものという事です。
これは友人、親、指導者、上司の勧めも同様です。

なので試してみて良いと感じれば採用、そうでなければ辞めればいいのです。

結局のところ、快と不快を感じるのは自分の体と心なのです。

ちなみに、これがわかると他に色々な事が見えてきます。

自分だけが知る、それまでの実体験や生まれ持った遺伝子から出来上がった今の自分を、他人の情報で上塗りしてはいけないという事。

この「鵜呑み」とも呼ばれる行為は、途中まで出来上がっている自分の教科書を白紙に戻す事を意味します。

あくまで自分の教科書に繋がりそうなものだけを付け足していく。
あなたに適した教科書はあなたにしか作れないから

ということは、

自分の情報を他人に押し付ける事もしてはいけないということもわかります。
相手にアドバイスのような形で情報を提供するなら、その情報をどの程度取り入れるのかの裁量は相手に与えなくてはならない。

ではどの程度与えるか?そもそもその情報は目の前の相手にかざしていいのか?
それを知るためには相手の事を知らなくてはならない。
自分の情報を知って欲しければ、相手の事をまずは知らなくてはならない。

これに関しては、後にまた別の記事で語れればと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。
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