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国際女性デー

3月8日は国際女性デー。

「放課後児童クラブ」で働きはじめて感じたことの一つがジェンダーバイアスに疎すぎってこと。そんな研修ってないのかな?

ジェンダーの呪いを子どもにかけすぎ…(>_<)

A支援員「男の子だからね」
…そこで何で性別が出てくるの?

A支援員が子どもの態度を見て、「お母さんが恥ずかしい思いをするよ」
…えっ?なんでお母さん?お父さんはいずこへ?

昔ながらの「男/女はこうあるべき」という発言を聞くたび萎える。

昭和感覚の発言は止めて欲しい…と思いながらも放置している私。
伝えないといつまで経っても子どもたちに呪いがかけられるのに。

その後、子どもたちの発言を通して、どうやらジェンダーの呪いは学童だけではなく、学校や家庭でも同様のよう。

何かあれば、「男」と「女」に分ける。
こっち側は「男」。あっちは「女」とか。
学校でもそうなんだろうな…

人数が少なくなると、「男が○人、女が○人」って言いたがる子どもが多くて、なんでそんなに男と女を分けたいんだろう?と疑問に思う。

そういえば、3年生の男の子が友達に向かって「男なのに○○…」とか言っていて、あまりにも気になる発言だったから、「そこに男とか女とか関係ないでしょ」って話をしたけど、呪いにかかっているから理解してもらえなかっただろうな。

こんなことがあまりにも多すぎて、子どもたちにジェンダーの呪いに関する授業をしたくなる 笑

保護者と話をしてても「やっぱり女の子だから○○」とか普通に出てくる。若い保護者も多いのに。
呪いにかかっている自覚がないんだろうな?



「ツッコミから始めるジェンダー平等」にも出てくるけど、残念ながら日本では社会による再生産が起きている。

なかなかジェンダーバイアス等の勉強をする機会がないかもしれないけど、国際女性デーにあたり、動画を観たり、記事を読んだりして、アップデートして欲しいとココロから思う。

誰一人取り残さない社会の実現に向けて。