アラフィフ・ララバイ

一週間の夏休みが終わった。

行きたいところに行って、
会いたい人に会って、
食べたいもの食べて。

あー、….終わっちゃったー。

花火大会の帰り道のように、
今はその余韻に浸り、
後味を楽しんでいるところだ。

夏休み前半は、
30年来の女友達らとのお泊まり女子会。
今更の暴露バナシとかもあって、
かなりエキサイトした。

生活環境、価値観、経済力、
生き方が違えば主観は合わなくなるもの。

でも、そこに上下はない。
誰に対しても、言いたいことを言う。
それをイラッとしながらも、
ちゃんとお互い受け入れる。

悪友としか説明し難いんだけど、
それぞれが自分の世界を愛していて、
お互いの素敵なところを理解して、
リスペクトし合っているから
こんだけ続いたんだろうな。

そして、そんな私たちの中に、
去年、癌で早くもこの世を去った彼女も
ちゃんといる。
物体としていなくても、
私たちの会話や行動、
思考の中に存在している。

身体の終わりが、
人の存在の終わりではないんだね。

命の尊さを強烈に私に焼きつけた人。
友よ、永遠に。