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ヨーロッパ旅行記27〜フランスの電車のアナウンス音〜

この日はパリを目指すことにしていた。ここまで急ぎで来ていたので旅のスケジュールにも少し余裕が生まれていた。すぐにパリに行くこともできたが少しリヨンの街を歩いてみることにした。

朝の準備を済ませチェックアウトをしようとしていたらサマースクールの成績が送られてきていた。Sに該当する点数がつけられていたので安心した。ペアでの口頭試験は緊張したがうまくいっていたようだ。

気持ちのいい気分で街へ繰り出した。

大きな広場があった。ヨーロッパではこのような像を見ることが結構あった。どこの街にもその街の偉人がいるんだなと思った。

そしてやはりリヨンは川がきれいな街だった。川と街並みの景観がとてもきれいだった。地元の島根も住んでいる広島もサマースクールに参加していたハンブルクも大きな川がある街なのできれいな川を見ると落ち着いた。

1時間くらい街を歩いて駅に着いた。この日からはいよいよパリに入る。この旅では観光地に行くといったことはそこまで多くなかったが、パリでは有名な観光地を回ろうと計画していた。そのためにパリにはこの日の夕方から翌日の夕方まで滞在する予定だった。数時間で移動してしまうこの旅の中ではかなりの滞在時間だ。

リヨンの駅に着いた。マルセイユでも1泊してリヨンでも1泊していたのでフランスの滞在時間も何気に長かった。フランスの国鉄に乗る機会も多かったので、その鉄道会社のアナウンス音が頭に残っていた。これがまたなんとも嫌な音だったのである。

YouTubeに上がっていた。これだとかなりクリアに聞こえるが実際駅のホームのスピーカーで聞くともう少し汚く聞こえた。この音が僕はあまり好きではなかった。しかし、アナウンス音なので結構鳴るし、フランス語が読めない僕が駅の表示を見てあたふたしているところにこれが何度も流れてくるのでトラウマにすらなっていた。日本に戻ってからも頭で流れることがあったし、今でも鮮明に覚えている。そんなアナウンス音はこれだけである。

そんなこんなで駅内で思わぬストレスに晒されながらもフランスの首都パリに到着した。

28へ続く。

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