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佳境を迎えた心境

そろそろ運営するギャラリー「gallery tentplant」のリニューアルオープンを迎えます。言いにくいことなので先にお伝えしますが、

「工事が遅れています。」

今となっては言い訳に使われるであろう定型句No.1の「コロナの影響で、、」工事手配も思ったようにスムーズに進まず、予定していた完成の時期から大幅にずれ込んでしまっています。(とはいえ、来週末には完成して展示会を予定していますのでご安心ください。)

2月、プレオープンでの利用を検討していただいたブランドさんにはお断りをお願いする事態になったり、本当に申し訳ない気持ちと悔しい気持ちでいっぱいです。すみません。

3月、4月はもうなかなか予約がとれないほどに日程が埋まってきています。これまで利用いただいていたブランドさんがクラウドファンディング経由での予約に加えて、新規のブランドの方もお問い合わせ頂いたりして、本当に嬉しい限りです。

時期的にも、やはり展示会は完全アポイント制のものが多く、ブランドの方からも「非公開で」とお願いされることも多いです。私たちからすると、あんな人こんな人に使ってもらってることをもっと多くの人に知ってもらいたいなぁ、、と、ちょっと残念な気持ちになったりもします。でも元々今回のリニューアルのコンセプトには、コロナ禍におけるギャラリーの在り方を模索した結果、「自分の部屋のように使えるプライベートギャラリー」という要素を想定していたので、仕方がないといえば仕方がない、わけなんですね。

それはオーナー不在の画廊とも言うべきか。作家と対峙する親密な空間(密は密でも親密ね)。いわゆる気軽に利用できるレンタルスペースというわけでもなく、通りから見かけて何気なく入りたくなるようなギャラリーでもない。ある種の信頼関係が築かれた人同士が、親密に自己の作品について語り合う、そんな秘め事感満載な空間になればいいなと思っています。

そのあたりの事情はご理解頂きつつ、SNS等で発信する展示会情報を眺めて頂けると嬉しいです。

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今は時期的にアパレル系展示会が多いですが、今後はアート・建築のイベントも計画していけたらと思います。

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