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『just like that... / Bonnie Raitt』リスニング・パーティ・レポート的レビュー

1.Made Up Mind
いきなり渋過ぎ!全ての音がカッコイイ!この、ドライな感じのギターの音像にはメチャ憧れる。イントロとかの押弦ソロはギタリスト氏(ケニー・グリンバーグ)かな。

おおっ!スライド・ソロ!短いながらもカッコ良過ぎ!

2.Something's Got A Hold Of My Heart
エレピの存在感が凄いな。然りげなく絡むトレモロ掛かったギターも素晴らしい。

前から思ってたけど、こんだけフレットに当たる音が聴こえるということは、スライド用に弦高上げてる、ということはなさそうな気がする。極上過ぎるギター・サウンド。

3.Livin' For The Ones
のっけからエラいテンション高いな!ドライヴする8ビート、というのか。

4.Just Like That
タイトル曲はローDなアコギ・アルペジオな曲。ローDってか、オープンDチューニングなのかも。他に鳴ってるのは、バスドラ、シェイカー、オルガンくらい?他の曲もやけど、こんだけオケ薄やのに、全然スカスカな印象がないのは凄い。だからといって、コンプとかで飽和してるわけでもないし。

5.When We Say Goodnight
イントロからスライド・ソロ。1音だけのロング・トーンやのに、何でこんなカッコイイのか。

うわっ!ちょっと歪んだエレピ・ソロ、強烈やん!

6.Waitin' For You To Blow
隙間のあるグルーヴがカッコイイ…と思ってたら、いきなりシャッフルに!

オルガン・ソロ、超イカすな!
エンディング・ソロはオクタヴァーか?!

7.Blame In On Me
オルガン・メインな6/8曲。イントロも間奏も大活躍。

今回、スライド・ソロ少ないな…と思ってたら、来た!
不思議な音やなと感じる。やはり、よく聞く「コンプでゲイン上げる」ってセッティングなんやろか?

8.Love So Strong
立て続けにオルガンが爆裂する曲が。

間奏もエンディングもスライド・ソロで御満悦!

9.Here Comes Love
イントロのベースに思わず「んー」と唸ってしまった。

オルガン、エレピ、生ピアノも鳴ってる?今までで一番音数多いかも?

10.Down The Hall
アコギ+オルガンの音像、カッコエエな。

アルペジオ、凄く丁寧に弾いてるわけでもないけど(キュッもわりと聴こえるし)何とも言えん味わいのある演奏。

通して聴くと、スライド・ソロが少なかった印象。が、だからといってアルバムとしての物足りなさを感じるわけではない、凄く充実した作品。

バンドのアンサンブルがとにかく素晴らしい!個々の出してる音はホンマにエエ音やし、憧れる。

御歳72歳という年齢を全く感じさせない名盤!

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