【膝の痛みはここがポイント】臨床で見落としがちな膝蓋下脂肪体への改善アプローチ
こんにちは!
イクサポです!
今回は『膝蓋下脂肪体』について書いていきます!!
以前、僕が見ていたアスリートもこの脂肪体の炎症に悩まされ、半年ほど競技ができない時期がありました。
特に膝の術後や変形性膝関節症などで痛みが出てきやすい部分ですが、臨床的にあまりアプローチされていない場所でもあるので、まとめていきます!
膝蓋下脂肪体の治療が上手くいけば疼痛(運動時痛、荷重時痛)や関節可動域(屈曲、伸展ともに)が改善することが多いです!
それではいきましょう!!!
膝蓋下脂肪体とは?
膝蓋下脂肪体(infrapatellar fat pad=IFP)はHoffa脂肪体とも呼ばれ、膝蓋腱(膝蓋靭帯)の深層にある脂肪の塊です。
関節包内や関節外に存在し、主に膝蓋大腿関節の滑りに貢献し、クッション作用として関節を守ってくれています。
授業では習いませんが、臨床上、膝関節前面の疼痛の原因として膝蓋下脂肪体は有名です!
教科書では Anterior Knee Pain (AKP) と略されたりします。
膝蓋下脂肪体の主な役割
簡単にまとめると、膝関節内の滑りを良くして、関節の負担を軽減してくれている組織の一部です。
膝蓋下脂肪体の動き
膝関節の屈曲・伸展動作でそれぞれ膝蓋下脂肪体の動きは変化します。
結論から言うと、
詳しく見ていきましょう!!
ここから先は
1,808字
/
3画像
・365日理学療法に関する情報をお届け!
・過去コンテンツ!1000コンテンツ以上読み放題!
・コラム・動画・ライブ配信であなたの「知りたい」をお届け!
Physio365〜365日理学療法学べるマガジン〜
¥980 / 月
初月無料
365毎日お届けするマガジン!現在1000コンテンツ読み放題、毎日日替わりの現役理学療法士による最新情報をお届け!コラム・動画・ライブ配信…
育成年代のフィジカルサポートの環境改善に使わせて頂きます!🙇 皆さんの力で日本サッカーを発展させて行きましょう🔥