スポーツ現場でよく見つの3つの膝関節症例
こんにちは!
イクサポです!
先月の足部特集はいかがでしたか??
7人とも違う視点から記事を書いているので、ライター自身も非常に学びが多いです!!
今回から膝関節特集ということで、
第1弾は、スポーツ現場でよく見かける膝関節の症例について書いていきます!
スポーツ現場だと本当にたくさんの症例を目にします。
その中でも多いと感じるものをピックアップしてみました!!
それではいきましょう!
現場でよく見かける膝関節の症例
・膝関節前面痛(膝蓋靭帯炎、膝蓋脂肪帯インピンジメント)
・膝窩部痛(後方軟部組織のインピンジメント)
・MCL損傷
自分自身サッカーの現場にいるため、他のスポーツからしたら多くないのかもしれませんが、この3つが現場では非常によくみられる症例です。
1つ1つの症例に原因があるのですが、
3つともに共通して言えるのは、
上下関節との関係性に問題がある場合がほとんどである
つまり、膝関節は股関節と足部の影響を非常に大きく受けるということです。
これは、Joint by Joint Theoryからも分かります。
膝関節自体はスタビリティ関節であり、安定性が高い関節です。それゆえ矢状面の運動である屈曲・伸展のみの運動です。(厳密にいうと内外旋も)
引用:https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/undou-kiso/Joint-by-Joint-approach.html
モビリティ関節である股関節や足関節では3面の運動であるため、その間にある膝関節は、股関節と足関節との位置関係や連動性の影響を受け、そのバランスが崩れると膝関節の痛みが生じてきます。
加えて、上半身の動きの影響も強く受けます。
体幹部の運動の波及で四肢の運動が生じると考えると、脊柱の動きの制限などにより、生み出す力が小さかった場合、その代償として他関節でその力を生み出さなければなりません。
この時、この力を膝関節で代償をしようとすると過剰な負荷がかかってきます。
そのため、膝関節のみに着目するのではなく
他の関節や上半身の影響も考慮した上で痛みの原因を探っていくことが重要です。
さてここからは、それぞれの症例について動画も交えてみていきます!!
膝関節前面痛
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