スポーツ選手に必要な体幹機能 〜体幹の再定義から紐解く〜
こんにちは!
イクサポです!!
今年もそろそろ終わりですね!!
最近セラピストの新しい働き方について考えています。病院以外にどんな場所でチャンスがあるのか?
色々な方々と話していくうちに見えてきたことがあるので、そのうちPhysio365にもまとめますね!!
このマガジン内でもお仕事を依頼できるところまで持って行けたらと考えています!
さて今月からPhysio365が体幹月間ということで、体幹について書いていきます!!
*先週別のnote記事を書いたため、告知の予定とは1週間遅れての内容になります。ご了承ください。
今回は、スポーツ選手に必要な体幹について書いていきます。
スポーツで使われる体幹の種類や体幹トレーニングについて細分化してみていきましょう^ ^
それではいきましょう!!
体幹の役割について
一般的なイメージとしてこのような姿勢のキープを体幹トレーニングと認識している人も多いだろう。
多くの場合の「体幹トレーニング」は、
・体幹を強くするトレーニング
・姿勢を良くするトレーニング
・ブレない体を作るトレーニング
・軸を作るトレーニング
という考え方をする。
そのために体幹の「強さ」に重点が置かれ、
強い体幹=ブレない動きができる
と考えがちだ。
しかし、スポーツ選手における体幹を考えて見ると、少しこの考え方とは異なってくる。
それではどのように考えればいいのか?
多くのスポーツでは、素早いかつ柔軟な動作が求められる。
サッカーであればシュートやドリブル、ラグビーであればタックル、野球であればスイングやピッチングなど。
このような場面では、手や足が素早く滑らかな動きを作るために体幹が連動して働いてくる。
加えて素早い動作であればあるほど、姿勢を維持しておくのが困難になり、体幹が動作や姿勢を維持するための制御をすることで、素早い動作が可能になる。
つまり、体幹は『ガッチリ固める』『体幹の強さ』『軸作り』などのイメージが強いが、それに加えて
・どれくらいの力を出すか
・どのような動きの中で働くか
・どのタイミングで活動するか
も考える必要があるのだ。
もちろんその中で、「強さ」も要求されるので、出力の絶対値を高めることも大切だ。
これらをまとめると、体幹の役割として、
手や足に連動して体幹が適切な出力・タイミングで働くことで、
スポーツ動作中の姿勢や動作を制御する役割
と考えることができる。
このような考えの元、次に体幹の機能的な分類についてみていこう!
体幹の機能的分類
スポーツ選手に求められる体幹機能は、動作特異的であり、動作ごとに求めれられる体幹機能に適したトレーニング法が必要とされる。
先ほどの考え方を元にすると、体幹機能は以下の3つに分類して考えていく。
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