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【基本の”き”】腸腰筋を鍛えるために必ず知っておくべき前提条件とは?
こんにちは!
イクサポです!
最近、多くのアスリートの間でも
腸腰筋を鍛えることが大切
という認識は高まってきています。
しかし、スポーツ現場で指導しているとよく聞く疑問として、
・腸腰筋が大事なのはわかっているけど、どのようにトレーニングすれば良いの?
・腸腰筋の作用は股関節屈曲だから股関節の屈曲運動のトレーニングをすれば鍛えられる?
・股関節の屈曲のトレーニングした後は腿の外側がよく疲れるけどどうして?
正直に答えると、股関節の屈曲運動をしただけでは腸腰筋は鍛えられるどころか、代償的に大腿直筋や大腿筋膜張筋だけが主に鍛えられているケースが多く存在します。
この場合、
身体の前提条件が整っていない場合が多いです。
アスリートにとって腸腰筋が使えているかで良いパフォーマンスができるかどうかを左右する一つの要因になりえます。
また、腸腰筋が使えていないことで代償的に上記の筋肉や他のアウター筋を使ってしまい怪我につながることもスポーツをしている人の間ではよく起こることです。
今回は、腸腰筋をしっかりと使えるようになるための前提条件について話をしていきます。
それではいきましょう!!
腸腰筋はどんな作用?
腸腰筋の基本的な作用は股関節屈曲です。
そして足が地面についた状態であれば大腰筋は腰椎の前弯、腸骨筋は骨盤の前傾に作用します。
これは一般的に聞く作用です。
しかし、この作用がしっかりと働く上で前提となる条件が2つあります。
それは、
❶胸郭が自由に大きく動くこと=胸郭の柔軟性
❷胸郭の重心が股関節の中心部に乗ること=股関節の締まり
です。
つまり、これらの前提条件がある上で腸腰筋が働くことで、起始部である腰椎・腸骨と停止部である大腿骨の小転子が安定します。
これらが安定すると、効率的に身体を動かすことが可能になります。
1つずつみていきましょう!!
❶胸郭の柔軟性
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