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ひとりごと ~自分で決めることの大切さ~

今日は、生活科の授業で町探検に行く予定の息子。
朝起きるなり、「はぁ・・・」と大きなため息をつく。
いつもなら、『どうしたの?』と声をかけるところだが、そっと見守る。
朝ご飯を食べようにも、いつものように喉を通らない様子。
欠席するなら、学校に連絡しないといけない時間までは見守り、
『今日どうする?』と声をかけてみた。
「自信ない・・・今日はやめとく。」と結論を出した息子。
『わかったよ。学校に電話するね!』と伝え、学校に欠席連絡をした。

学校に連絡し、洗い物をしていると、息子が毛布をかぶって号泣している。
『どうした?』と声をかけると、「町探検、行きたかった!!」と泣きじゃくる息子が飛びついてきた。
今からでも行けることを伝えると、「行く!学校行ってみる!」と・・・
慌てて学校に連絡すると、お待ちしてます!!と先生も喜んでくれた。

学校に着くと、玄関ではなかなか入っていけない相変わらずの息子だが、後は学校にお任せして帰ってきた。

結局、町探検には参加し、近くの神社とパン屋さんに行ってきたようだ。
探検メモには、神社の神主さんにインタビューしたようで、「神様は心の中にいる。」とメモしてあった。神主さんがそうおっしゃったらしい。
パン屋さんでは、従業員の数やパンの種類、一番人気のパンが書いてあった。誇らしげに質問したことを報告する息子に嬉しくなった。

一旦は行かないと決めたけど、それでスッキリするかと思いきや、悲しさや悔しさがこみ上げてきたのだろう。
でも、それを経験することも息子にとっては必要なこと。
自分で決めることの大切さを改めて息子に教えてもらった。
そして、ただ聞く、ただ見守ることの大切さも・・・




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