忘れる読書
みなさんこんにちは!co-nectでトレーナー兼マーケティングを担当しているイノッチです!
本日は落合陽一さんの「忘れる読書」を読んで感じたことを書いていこうと思います!
なぜ忘れる読書のか
覚えることの重要性は何かを考える際に、すぐその答えが出てくることにあります。
ただ、今のGoogleやchatGPTがある時代において覚えておく重要性はあまり高くありません。
少なくとも<!DOCTYPE>まで暗記している必要はないと思います。
逆に大切なのは「脳の中にフックを作っておくこと」にあります。多くのフックを用意しておき、「そういえばこんなものがあったな」と思い出せる要素が多いだけでも十分であります。
なので暗記のために時間を費やすのであれば、より多くの情報をインプットしたほうが良いと感じます。
どんな読書をすればよいのか
言語化の読書
言語化が大事!ということは誰もが認識していると思いますし、私の大きな課題でもあります。
私が思うに、言語化ができない理由は下記の2つに分解されると思います。
頭の中が整理されていない(解像度が低い)
言いたいことの表現力がない
このうち、前者は読書のアウトプットで、後者は読書のインプットで培われます。
アウトプットの際に重要なのが、対話することだと思います。賛同できることもあれば、「それは違うんじゃない?」ということもあります。例えば、この本では「岩波文庫を読もう」と書いてありますが、いきなりラッセルの幸福論を読んだところで目の運動にしかならない可能性が高いです。なので、まずはドキュメンタリーや図解でわかりやすく書いてある同義の本から読んでみたり、と自分の生活に落とし込みながら、対話をしながら読むことで適切なアウトプットができると思います。
較べ読み
どうやってやるのか?の前に、この本では「比べる」ではなく「較べる」が使われている理由を探っていきます。
調べてみると次のように書かれていました。
つまり、較べ読みはただ二冊の本の違いを探すだけでなく、そこから自分なりの答えを出していくところに意味があります。
では具体的に何をするかというと、「昔の本と今の本で何が変わったのか、何が変わってないのか、変わったけど本質として残っているのは何か」「アートの本とサイエンスの本で共通点は何か、考え方として全く違うのは何か」のように、時間軸やジャンルを超えたもので較べながら読んでいきます。
シンプルな例で例えると、昔のマーケティング本だと新聞やテレビcmでの掲載ポイントが多く書かれていますが、この時代ではあまり使われません。しかし、AIDMAに当てはめたうえで、どのくらいの頻度で目にして、どういう状況になったときに購買意欲が湧いて行くのか、という本質的な部分は今のSNSと共通するところが多いです。
自分の中の「パンク」な熱量を見つける読書
漫画・伝記・自伝を読んでいる中で、「この人のこの判断かっこいいな」「こんな体験楽しそうだな」と感じることが多々あると思います。私もバクマンを読めば漫画を描いてみたいと思い、食戟のソーマを見れば料理をしたいと思うコトがありました。
その感覚がまさに自分が持ってある熱量であり、すぐに注ぐべきものになると思います。「やることかまなくて、、」「趣味がなくて、、、」という方、「コンフォートゾーンから出たい」という方は、伝記や自伝をぜひ読んでみてください!
まとめ(まずは脳内の隙間を埋めてみる)
無目的に本を開いても、飽きてしまうケースがありますので、知識間の隔たり、理想と現実の隔たりにどんな要素があるのかを考え、その隙間を埋める読書をしてみましょう!
私は最近マネージャー業務が増えてきたので、プレイヤーとの頭の切り替えのためにもこちらを読んでみようと思います。
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少しでも興味を持ってくれたら、ぜひ一度店舗に遊びに来てください。一緒に神楽坂ランチしましょう。
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