MWU KOREA AWARD 2022受賞作発表
（Unityキューブは勝手に使えないので、抹茶チョコレートで代用）
Made with Unityの頭文字でMWU。MWU Korea Awardとは、Unity Koreaが毎年企画している、Unity製ゲームが対象のアワードです。
12の部門に3作品ずつノミネートされたTOP36から、各部門1つずつ受賞作品が選出されます。部門ごとに1つ受賞作品を決めるのは、一般からの投票により、最多得票の作品が受賞する仕組みになっているようです。その他に、Unity Koreaが選定するBest IndieとBest Social Impactという賞があります。
公式サイトにTOP36が紹介されています。ノミネート作品と受賞結果をまとめました。ストアやホームページが見つかったものはリンクを張っています。
Best Graphic
・【受賞】Trouble Punk
・Turn the Line! ※日本語対応
・하루와 이상한 세계 直訳は「ハルと不思議な世界」
（一言）『Turn the Line!』はオーバークックのような料理アクション。Steamで発売中で、マルチプレイが楽しい。
Best Student
・【受賞】하늘섬 英語タイトル：Sky Island
・INARI
・신나문방구 直訳は「楽しい文房具」 英語タイトル：ShinnaStore
（一言）『INARI』は学生作品ですが、期待できそうな2Dアクション。BICに取材に行かれた今井晋さんが記事にしておられました。
Best PC, Console
・【受賞】Vapor World: Over The Mind
・Lost Eidolons
・魔女の泉R ※日本語対応
（一言）『Vapor World』はソウルライクなサイドビューの2Dアクション。日本語はありませんがダークでかっこいい注目作。『魔女の泉』はシリーズ第3作のリファイン版がSteam/Switchでリリース済み。新作『魔女の泉R』は第1作のリメイクで、音声つきの気合の入った日本語対応。
Best Monetization
・【受賞】My Little Milkyway
・月ウサギのそだてかた Android / iOS ※日本語対応
・放置系RPG！スライム伝説 Android / iOS ※日本語対応
（一言）『月ウサギのそだてかた』『スライム伝説』どちらもスマートフォン向けの放置系RPGで、日本語対応しているのでおすすめ。
Best Innovation
・【受賞】Blue Wednesday ※日本語対応
・극한배달부 直訳は「極限配達員」
・Zombies and Keys
（一言）『Blue Wednesday』は『7Days』などスマートフォン向けのストーリーものを手がけてきたBuff Studioの新作で、Steamでリリースされる。
Best Immersive (VR/AR/XR/MR)
・【受賞】Wolf and Pigs Multi
・Kooring VR Wonderland : Heart Castle Crush
・Chosun（朝鮮） Zombie Defense VR
（一言）『Chosun Zombie Defense VR』はOculusのストアにある。他2つはSteamで発売中。
残りの6つの賞はゲーム部門ではなく、インダストリー部門なので省略します。次に、Unity Koreaが選定するBest IndieとBest Social Impactです。
Best Indie
【受賞】Ninja Issen (忍者一閃) ※日本語対応
Best Social Impact
【受賞】30 Days Another
（一言）『30 Days Another』は、自殺予防をテーマにしたスマートフォン向けアドベンチャーゲームをバージョンアップしたPC版。
ちなみに『Ninja Issen』はパブリッシャーCFKからNintendo SwitchとSteamで発売予定です。2年前、MWU2020のTOP24にもノミネートされていました。
Unity Koreaは2021年にCFKと提携を発表したことがあります。コンソールに進出したいゲームをCFK社内の移植チームがNintendo Switchなどに移植するというパターンが今後もあるかもしれません。今年のMWU受賞作品もどれか移植されないかな…と密かに期待。
授賞式の動画はこちら。韓国語のみですが、最初にノミネート作品のトレイラーをつないで紹介してあって、受賞作品の発表のあとにも映像が流れるので、ゲームの雰囲気がわかります。
韓国のIndieGame.comというメディアに、このアワードに関する記事があります。TOP36が公開されて一般投票が始まったときの記事です。機械翻訳っぽいですが日本語対応しています。
以上、10月26日はMWU Korea Awardの発表でした！
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