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戦争がなくならないのは僕のせい

「戦争がなくならないのも沢村(主人公)のせいだ!」

久保ミツロウさんのマンガ「アゲイン‼」の中で、確かこんなセリフがあった。

ただの暴論だ!と片づけてしまえそうだけど、なんとなく引っかかってずっと心に残っている。

ブラジルの一匹の蝶々の羽ばたきが、テキサスで竜巻を引き起こす。

というバタフライエフェクト(同名の映画は名作)は有名だけど、ほんの小さな変化が、連鎖に連鎖を重ねて大きな変化を産む

それは本当に起こる、というか常に起こっている、ってぼくは思うんです。

たとえば自分のここまでの人生を振り返ってみると、あの時のほんの小さな選択がなければ、今、こうはなっていなかったな。そんな風に思い当たる節がたくさんある。

もしかしたら後付けで、自分でじぶんの選択に意味を見出しているだけなのかもしれないけど、ぼくにとっては紛れもなくバタフライエフェクトだなあ。


でもバタフライエフェクトの本質は、きっと他への作用なんだと思う。

ほんの少しの思いやり、それが繋がって大きな円になる。そういう力。

自分が起点になることだってできるし、点と点を結ぶ線にだってなれる。繋がっていった先がどこでどうなっているのか、知ることはできないけど、何気ない言動や振り絞った勇気、なんだってどこまでも繋がり得る。

だから、「遠くのことだからぼくには関係ない」なんて考え方はせずに、全部が繋がっているんだという思いをもつ。そうすると地球の裏側のできごとに対してでも、少しは当事者意識をもてるんじゃないかな、と。

この考え方はすごく大事に思える。


まじめが過ぎる?そうですね。笑

色々と考えたいし、人の考えもたくさん聞きたい。


おやすみなさい、またね。



「スキ」が元気のみなもとです!