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すきなきじ

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#文章

30分で2000文字の原稿を仕上げる方法

2000文字くらいのnoteなら、30分から1時間ほどで完成まで漕ぎ着けられるようになってきたので、今日はその方法を共有します。 手順は3ステップです。 ①言いたいことをざっくりメモするまずは「書くテーマ」を決めます。で、そのテーマにもとづいて「言いたいこと」を箇条書きでメモしていきます。 このnote原稿だったら、こんな感じのメモです。 書くテーマ:30分で2000文字の原稿を仕上げる方法 ・言いたいことをメモする ・音声入力する ・文字おこしをコピペして編集 ・話

副業を 「書くこと」から始める、という提案

このエントリーは『書くのがしんどい』(PHP研究所)からの抜粋に修正を加えたものです。 まずは「本業」についてのnoteを書いてみる先行きの見えない時代です。 「副業をやってみたい」という人も多いでしょう。 そこでまずオススメするのが「本業で得た知識やノウハウを文章にしてみる」ということです。 (もちろん守秘義務もありますし、会社によっては許可を取らなければいけないケースもあるので、そこは注意が必要ですが……。) 「いや、私は大した仕事じゃないから」と謙遜する人もい

言語化能力をいかに鍛えるか

僕は自分の言語化能力が人より発達していると思ったことがなかった。作家という自分よりすごい人に囲まれていて、逆立ちしても勝てないと思うことの方が多い。 でも、このブログを毎週、更新するようになり、より多くの人にそのように評してもらうことが増えた。そこで、僕の言語化能力はどのようにして磨かれたのかを振り返ってみた。僕の場合は、学習によるものなので、他の人も模倣できる。 僕の言語化能力、編集者の基礎は、大学時代に翻訳者・柴田元幸の授業を4年間受け続けたことにある。(ちなみにカバ

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「いい文章」を書きたいなら「いい文章」を書こうとしてはいけない

いい文章を書くにはどうすればいいか? 先日、それについてあれこれとツイートしたのでnoteにまとめときます。 * いい文章を書くには、いきなりいい文章を書こうとしないこと。下手でも意味わかんなくてもとにかく書きなぐる。ぼんやり思っていることをまず吐き出してしまう。 その「言葉の塊」を今度は客観的に見てわかりやすく整えて編集していく。少しずつ削って最高の輪郭にしていく。一発で美しい彫刻は生まれない。 * 小説家やエッセイストは「才能の世界」なので全員がなれるもんじゃな

おもしろい文章は「共感8割、発見2割」

「おもしろい文章は、内容がおもしろい」という残酷な事実がある。  もちろん、表現や言い回し、空気感などでおもしろさを伝えられる人もいる。しかしそれができるのは、作家など一部のプロフェッショナルだけ。下手にマネすると「さむいエッセイスト」みたいになる。  プロの書き手ではないぼくたちが「おもしろい」と思われる文章を書くためには「内容で勝負する」必要がありそうだ。  ただ、おもしろいと思われるような「新しい考え方・できごと・情報」なんて、そうそうあるもんじゃない。というわけ