心理的安全性以前に個人的安心?

Google re:Workによると
ハーバード大学で組織行動学を研究するのエイミー・エドモンソン氏によって「チームの心理的安全性」という概念が最初に提唱されたそうです。
(参照:https://rework.withgoogle.com/jp/guides/understanding-team-effectiveness/steps/introduction/

その概念とは
「対人関係においてリスクのある行動をしても、このチームでは"安全"であるという、
チームメンバーによって共有された考え」で、

現場のビジネスパーソンチームワークに応用され、
作業改善はもちろんのこと、イノベーション支援や様々なビジネスシーンの改善に生かされています。

言い換えれば、風通しが良く、意思の疎通がしやすいチームとでも言うのでしょうか?

そのようなチームでは、良かれと思って行った行動が、仮にマイナスな結果が出たとしても、
それについて、誰からも責められない、非難されない、
だからこそ、「安全性」を感じる雰囲気を持ったチームではないか?と私は理解しています。

チーム以前に先ずは個人のコンディション

ビジネスシーンでは、かなりの部分でチームによる共同作業になるものと思います。
これをサッカーなどのチームスポーツに置き換えると、同様なことが言えてくるのではないかと考えました?

弊社がフィジカルトレーニングを担当している、ある高等学校サッカー部の監督は、
戦略、戦術、チームワークというけれども、先ずは個人の能力がある程度あってのことで、
そのレベル自体に差があったり、理想とかけ離れていると戦略は無効だと言います。 
個人レベルが高まれば、不安要素が減り、戦略のアップデートが、試合中にもできるようなる、と示唆しています。

この考えが全てそのままビジネスに応用できるとは思いませんが、個人の能力があらゆる分野でまんべんなく使える、つまりどの部署に置いても、満遍なく能力が発揮できる人が多い方が、チーム自体は底上げできると思います。
また、長年スポーツに携わってきた経験から、メンタリティに不安要素が強い選手(心配性、自己肯定感が低い、勝敗に対しての意識など)は、体も動かず技術レベルがなかなか向上しにくい、と思います。

人のコンディション重要性

2011年より「こどものからだラボ」を社内に設立し、親子の心身のサポートも取り組んでいます。
http://kodomo-no-karada-labo.com/

親子面談を年間100組ほど実施していますが、その中には、いわゆるワーキングマザーも多くいます。
そんな働くママ達の声で気になっていたのは、
『大切な仕事の前になぜか熱が出る、トラブルを起こす』
ということでした。
我が家も娘が小さい頃は、発熱のたびにヘルプできる家族を呼び寄せて
妻がスケジュール調整をする様子を見ていました。
親子面談で出会うお母さん達からも、同じような声が聞こえてきて、
彼女達の本音は「発熱や喘息などできれば看病してあげたい。でも、それでも、会社にも行かなければならないと」
という思いなのだ、という様子を受け取っていました。
この「心配」は、仕事にも多少なりとも影響しているのではないか?と思っています。

「こどものからだラボ」では

「ママのためのからだ塾」を実施し、幼稚園や小学校の保護者向けにセミナーを実施しています。
0歳からの発育発達を土台に、足裏診断を通して、成長とからだに起こっていることを、実際の状態から学ぶものです。
例えば、繰り返す中耳炎の原因は?気管支炎がなかなか治らない?なんでおねしょが治らないの?
そんな、ちょっとした不安を、からだに起こっている状態から解明していきます。
繰り返す中耳炎は、カラダの強張りをほぐし、顎の噛み締めが取れると、緩和します。
気管支炎は、横隔膜が柔軟に動くように、肋骨のケアをします。
おねしょは、自律神経の切り替えがスムーズにできるよう、性格に合わせ副交感神経に切り替えるようなサポートをしていきます。

こんな風に、自宅でできる「観察」と「ケア」をセットした、からだ教育を啓蒙しています。
気管支炎や喘息は、対処はするけれど、そもそもなんで、そうゆう状態になってしまうのか?これは、医療機関では説明を受けることは無いと思います。
この「何故そうなるの?」を解明するのが、からだ教育です。
何故このような事になってしまうのか?ママの抜本的な理解納得が安心感を生み出し、トラブルの再発予防になり、仕事への不安もなくなることに繋がっていくのです

働き方改革、女性活用と言うけれど

ある大手企業の社長が『優秀な女性はたくさんいるのにその活用ができていない』と発言をされていました。
しかし、働くママは家庭と仕事の両立で本当に頭を抱えていることが多く、その現場を見て来ている我々からするとこどもや家庭に対する安心が生まれることがどれだけ仕事に影響するのか計り知れません。

チーム入りの前に、個人的な不安材料を取り除く

弊社で行っている『ビジネスパーソンのカラダ教育』もからだの知覚感覚(センシング)を活用し、
「自分の戻る場所・安全地帯・ホーム」である、『セキュアベース』を得て、
その安心感を活用し、様々なビジネスシーンに生かして頂いています。

働くママ達も、我が子や家族の問題も「戻る位置・ここに戻れば大丈夫」という安全基地「セキュアベース」が構築でき、男女問わず個人の安心感が得られるところまでが組み合わさっていく事が、
きっと、「個」の時代に求められているのだと思います。

これからは、「ハコもの」から一歩先を行く、「個」の、心理的安全性の構築が、素晴らしい結果につながるのではないでしょうか?


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心身覚醒メソッドAWARENESS ANATOMY®創始者/ アウェアネス・アナトミスト/STUDiO PiVOT代表/ アスリート育成や欧州滞在時代に培った経験から「感じなければ動かない」という人間本来の機能に着目。ファッション・美容の分野のみならず、人の感覚教育に活用している

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