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採用面接時によくある質問

こんにちは。
アイシス代表取締役の政平です。

新卒の採用面接時の際によく質問されること、
私がいつも回答している内容をお伝えします。

よくある質問と回答

学生の方からよくある質問
①入社までにやっておいた方が良いこと
②若手から成長している人の共通点

回答(概要)
①学生時代しかできないことを悔いなくやり切る
②目標を持っている人が成長する

1. 入社までにやっておいた方が良いこと

弊社はシステム開発会社です。人によっては「PHPを勉強しておいた方が良い」などの答えを期待しての質問かもしれません。
私の考えは、入社後、それこそ40年近く技術と関わるのですから焦ることはないと思います。それよりも学生の時に、自分の趣味に何日も何か月も没頭してみたり、見聞を広めるために旅行に行ってみた方が良い。
気になっている業界のアルバイトをしてみるのも楽しそう。
学生時代しかできないことを悔いのないようやり切ることをお勧めします。

その上で、まだ時間があるという方には技術者としての勉強をお勧めします。その方の状況によって2パターンあります。

 1.1. プログラミング未経験の方

これは是非、プログラミングの経験をしてみることを強く推奨します。
IT業界の人気が高まり、プログラミング未経験でも挑戦できる環境が整っています。しかし以下の記事でも書きましたが文系の方やプログラミング未経験の方がプログラマになるのは楽ではない。
だからこそ市場価値が高い。

プログラミングをかじってみたら、面白みが全く感じられなかった。
それを自分の仕事にしてしまったら、つらさしかありません。
是非プログラミングを体験し自分に合っているか確認しましょう。

また、新人研修時はプログラミングの経験がある人とない人では大きな差があります。そのため文系の新卒生は焦る人も多い。

しかしそれは無理もないこと。
例えるなら、中学の部活で三年間バスケを経験した人と、高校からバスケを始める人が、高校一年の春に競い合ったら?やはり中学でバスケを経験した人が上手ですよね。それと一緒です。
それでも、未経験者が人一倍努力すれば高校三年生では追いつくことも、努力次第では一年で追いつくこともできるでしょう。
社会人は40年続きます。焦る必要もありませんが、もし入社後のために何かしたいと思うなら、プログラミングを勉強しておいた方が自分のためになることは間違いありません。

 1.2. プログラミング経験のある方

情報系や独学でプログラミング経験のある人は
情報処理試験を勉強することをお勧めします。

新卒で入社し、まずは新人研修。技術だけでなく、ビジネスマナーなど多くのことを覚える必要がある。同期とも仲良くしたい。
プロジェクトに配属されれば、研修以上に覚えることがたくさんあり。。。
「とても試験勉強する時間なんてない」と多くの人は思う。
学生のうちに基本情報技術者試験を勉強しておいた方がよい。その上で合格できれば尚良い。同年代とも差がつく。

以上が「入社までにやっておいた方が良いこと」ですが
「趣味でも勉強でも、今やれることを精一杯やる」
ということを改めてお勧めしておきたい。

2. 若手から成長している人の共通点

人には強みと弱みがあり、強みは人それぞれ。
若手ではプログラミングが得意なメンバもいれば、設計が得意な人、将来PMとして期待したくなるようなメンバもいる。活躍している若手の強みは人それぞれ。

その中でも、若手のうちから成長している人の共通点は「目標を持っている」ことだと私は思います。
「目標を定め、常に意識して作業をしている」人が伸びています。

目標を常に意識していれば、同じタスクを振られても出来栄えが違ってきます。同じプロジェクトにいても吸収力が違います。
ある機能のプログラミングを依頼された場合、
目標がなければ単にプログラミングするだけで終わります。
しかし「3年後にはエンジニアとして活躍したい」という目標を持っている人であれば、先輩が書いた設計書をよく読み「理解しやすい/しにくい設計書の書き方」をエンジニア目線で意識して自分のものにします。
このように目標を持った人は、自分に割り振られたタスク以外にも視野が広がり成長していく。
具体的な目標でなくても「あのような先輩になりたい」と思うだけでも、その先輩の行動をよく見て成長していく。そのうちに自分独自の目標をたてればよい。

目標を決める際のコツは、年数を決めることです。
期限のない目標なんて意味がない。期限があるからこそ人は行動するのです。
目標を達成するためには、何かを差し出す必要もあります。

後悔しないように、是非行動してください。
目標を持ち努力することは若手に限った話ではありません。

まとめ

今回は、面接時によく聞かれる質問2つを取り上げました。
この2つを質問する方は、おそらく向上心のある人に違いありません。
会社の状況や回答者の経験則によって回答は違うと思いますが、みなさんの就活の参考になれたとしたら幸いです。

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