見出し画像

組織変革についてペンギンから学ぶ #カタノリ 5月読書会開催のお知らせ

5月の#カタノリは、「組織変革」についての基礎をペンギンたちから学ぼう、という企画です。

実はこの分野はそうとうに研究が進んでいて、王道、定石といえる理論が確立しているのですが、意外と知られていないようです。
それはそうですよね。
なぜなら、キャリアの中で、なんども「組織変革」に立ち会う、なんてことは、とても特殊な状況でしょうから。
(専門にやっているコンサルタントか、変革で呼ばれるプロ経営者くらいなもんでしょう)

けれども、ITツールの導入に携わっていると、「組織変革」は切っても切れないトピック。そこに真正面から取り組むにしても、あえて避けて通るにしても、その要諦は押さえておいた方がいいでしょう。
それはベンダー側の人間だけでなく、組織の中で変革をリードする立場の人にとっても同様です。

もちろん、組織変革の王道・定石は、組織を変えたいと願うリーダーであれば、ITツール導入の有無にかかわらず、必ず知っておくべき知識でもあります。

王道、定石をしっかり学ぶのに良い本もあるのですが、それらはちょっと取っつきにくいので、今回は組織変革の大家であるジョン・P・コッターがそのエッセンスを(挿絵付き絵本風のわずか119ページで)とても分かりやすく紹介している本を選びました。

課題図書:「カモメになったペンギン」

(Amazonより抜粋)
「組織変革を成功させる8段階のプロセス」を幅広い層に、わかりやすく示したビジネス寓話。
最初にその危機に気づいたのは”したっぱ”ペンギンだった
◎氷山が溶けている。もうすぐ崩壊するぞ―――268羽のペンギンが暮らす氷山に、危機が静かに近づいていた。旺盛なる好奇心で、最初にそれに気づいたフレッドは、変化を嫌い、現状に甘んじるコロニーのペンギンに、少しずつ、けれども着実に自らの主張を伝えていった。そしてついにこの未曾有の危機に立ち向かう5人のチームが結成されるのである。
◎生き残るためには、僕らが変わらなければ―――チームが導き出した究極の結論。しかし、古い思考をもつ者たちの不安、根強く残る親たちの固定観念、水面下で進む既得権益者たちの妨害などあらゆる困難がグループの前に立ちはだかる。果たしてチームは変革を実行できたのか、そしてペンギンたちは生き残ることができたのか――。
日本の遥か彼方の南極で、最大の難局に直面したペンギンたちの挑戦が今、幕を開ける。

開催日時・形式

2021年5月31日(月)19:30~21:30(19:30~20:00はもくもくタイムです)
オンライン
そやさんが提唱するペア読書という手法をベースにしつつ、少しアレンジを加えて開催します。

アジェンダ

19:30〜20:00 もくもく読書タイム。参加は任意。
他の人も読んでる雰囲気を感じながら黙々と読みます。30分しかないので速読が求められます。ペア読書に向けた速読のポイントについてはこちらの記事も参考にしてください

20:00〜21:30 読書会 本編。
もくもく読書が不要な方は、この時間からご参加ください。
好きな飲み物を手元に置いて、リラックスした雰囲気で参加してください。なんならお酒飲みながらでもOKです。

ひとり3分ほどで、自己紹介とともに「本と読書にまつわるエピソード(私のお気に入り読書法など)」をお話しください。ゆるくやりますので、かしこまった準備などは不要です。

本編に入る前に、5分ほどで、課題図書の概要(時代背景)、著者の立場などを確認しておきます。

ここから本編。課題図書を読んだ感想・気づき、刺さった点、逆にわからなかった点、納得いかなかった点など、ワイワイ話していきます。この辺で、皆さんの経験や他の本などを踏まえて、いろいろな意見や視点が出てくると楽しくなります。

最後に、読書と意見交換を踏まえて、今後どのように反映・実践したいか、この本を受けて次はどのようなことを学びたいか、といった点について、参加者同士で共有します。

参加申し込み方法

参加条件をご確認のうえ、申し込みボタンからお申し込みをお願いします。
万が一、お申し込み多数!という嬉しい状況になった場合は、独断と偏見で選ばせていただきますので、あらかじめご了承ください。

*** 締め切りました ***

参加条件

1.課題図書が手元にあること。紙でもデジタルでも構いません。事前に読んでおいてください。
2.オンラインで参加できるデバイスやネットワーク、周囲の環境が整っていること。接続が途切れがちだったり、発言が聞こえにくかったりだと議論が盛り上がらないので、できる範囲で良い環境を確保してください。
3.他の参加者からの異なる意見を尊重しつつ、ご自身の意見や主張を率直に発言できること。
4.開催レポート(note記事)の公開を許諾いただけること。ご希望に応じてお名前・アカウント名などは伏せますが、開催した事実やそこで出た意見は掲載される可能性があります。


それでは、皆さんのご参加お待ちしてます!

萩原 雅裕
https://twitter.com/Masa_Hagiwara
ときどき #カタノリ なネタを呟いてるTwitterもフォローしてもらえると嬉しいです😊


***** #カタノリ とは *****

たいていの人生の悩みや仕事のコツは偉大な先人たちが多くの苦労の末にたどり着いた知恵を残してくれているものです。

現代に生きる私たちは、素手で戦う必要はなく、偉大な先人たちが残してくれた知恵をうまく使っていきたいものです。なにせ、現代の問題はただでさえ複雑化している上に、加速するスピードの中で、問題を解決していかなくてはならないのですから。

先人の知恵をベースに、自分の置かれた環境で成果を残すことを「巨人の肩の上に乗る」と表現したりします。

アイザック・ニュートンは同じ科学者であるロバート・フックへ当てた手紙の中で、「私がかなたを見渡せたのだとしたら、それはひとえに巨人の肩の上に乗っていたからです。(If I have seen further it is by standing on the shoulders of Giants.)」と書いています。

私たちは巨人の肩の上に乗る小人のようなものだとシャルトルのベルナールはよく言った。私たちが彼らよりもよく、また遠くまでを見ることができるのは、私たち自身に優れた視力があるからでもなく、ほかの優れた身体的特徴があるからでもなく、ただ彼らの巨大さによって私たちが高く引き上げられているからなのだと。
ー イギリスの作家・哲学者 ソールズベリーのヨハネス著「メタロギコン」より

そんな生き方、働き方を多くの人に知ってもらいたくて発信しています。
ハッシュタグは #カタノリ です。

#カタノリ 過去記事:
https://note.com/masa_hagiwara/m/m4642b8c3ce0f

申し込む (参加無料)


いただいたサポートはありがたく次の記事制作に役立てたり、他のクリエイターさんの記事購入に使わせていただきます。