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目標地と現在地

小学生の頃に友達家族と行った初めてのキャンプ。

僕の出発点はおそらくあそこだ。

なぜかみんな僕から逃げるんだ。

彼ら曰く、僕はそういう[キャラ]でそういう[顔]らしい。

僕が最初に人間に期待しなくなった瞬間だった。

「あぁ、こんなもんか」と。

そこから少しずつ気づき始めたのは世の中の不完成さだった。

世の中というか、人というか。

自分が出来杉くんとか思っちゃいないけど、どうやらこの世の中はクズがほとんどらしい。

良い人に出会えるのは奇跡だということを知って、良い人に見える人でこの世の中は溢れているということも知った。

だってそうだろう?

あんなに仲良いと思っていた奴に逃げられたんだ。

あんなに信用してた奴に「お前はそういうキャラ」といじめを正当化されたんだ。

でももっと憎いのはあそこにいた大人だ。

僕が悔しくてたまらなくて一人でテントの中で泣いてた時、「早く出てこいよ、いつまで引きずってんだよ」と笑いながら一言残し、ワイワイ酒飲んで僕の分の夕飯までたいらげた。

あそこにいた数家族の全員が僕に見向きもせず平気で楽しんでいたんだ。

ほんと、出来損ないでクズばっかな集団だと思うよ。

でもそれと同時に、当時の僕には彼らに立ち向かう勇気も打ち勝つ強さも流せる余裕もどうすればいいのかという情報も、全く何も無かった。

悔しいけどこれが現実で、弱いものが救われる世界線なんてあるとも思えなかった。

長くなったけど、ここが僕の出発点。

身近にいる人間を始め、こういう現実があっても何も動こうとしない世の中の人間を恨み憎むところから始まった。

そんなこんなで僕の目標地は『夢を語れる世の中を創ること』になった。

夢を語る必要はない。

でも語れないのは違う。

今の時代はちょっと周りと違うことしただけで笑われたり叩かれたりする。

元いじめられっ子の僕からするとこれは余計に怖い。

またいじめられる。次はクラスからじゃなくて世の中からだ。

そんな不安や恐怖で夢を追えなくなるのは違う。

だから僕の目標地はそこになった。

僕がエンタメで世の中を変えようとしているのは、アンチとか罵倒ってエンタメの世界が一番きついと思ったから。

まず彼らを救ってからその姿を次はみんなにも見せていきたくて。

そして現在地。

今僕がどれだけ目標地に近づけているかというと、まだまだ。

まだ僕の声はそんなに多くの人には届かないし、何か世の中の一部でも変えられたかというとそうでもない。

全然まだまだだ。

でもね、こんな僕でもようやくスタート地点に立つとこまでは来れた。

世の中を変えるための大会に出場できるとこまでは来れたんだ。

今、僕はTikTokでドラマを作ってる。

わかる。わかるよ。

ハテナだよね。

世の中変えるとか言ってるクセしてドラマ作っちゃってんだもん。

でも本気だ。本気で変えれる。

夢を追う人たちと共に夢を追うことができる。

一緒に叶えることができる。

作品見てもらって勇気出してもらってとかそんな生ぬるいことじゃない。

僕たちの作品に関われば夢が叶うんだ。

夢への大きな一歩が踏み出せるんだ。

全然知らなかった人たちが僕たちのドラマで有名になっていったり、僕たちのドラマに携わることが経歴になったり、スポンサーになってくれた企業やお店の業績が上がったりする。

そういうことができるような仕組みは整えてあるし、もう進んでる。

どうかな、スタートラインには立ててるでしょ?

これで世の中と戦える。

奴らとの共存なんて考えてない。

わからない奴には教育しかない。

確信が持てない人には確信させなきゃいけない。

夢は叶うんだって。

世の中変えるにはまだまだだ。

でも少しずつ着々と進んでる。

大丈夫。必ずその日は来る。

僕だって夢を追ってる人間だ。

一緒に頑張ろう。

     Freedom For Dream 〜夢の為の自由〜

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