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なにをもってして、お金の勉強なのか。

お金のことに疎い方だという認識は元々持っている。

20歳の時、国民年金は払わなくてもいいという実母の言葉を鵜呑みにして、後々すごく後悔したことがある私。
元々お金について教育する文化が薄い日本の中でも、理解が低い家庭で育ったと思っている。

そんな私だけれども。
二十代の新卒の頃ちょうどネット銀行が流行り始め、個人でも為替差益で手軽に遊べるようになったので、安い時にドルやユーロを買って益が出るまで定期に入れて、解約する、という暇つぶしをしていた。
まあ、仕事も暇だし、暇つぶしにやるには楽しかった。

それから転職し、結婚し、出産し、仕事復帰を二回して転職し、みたいな変化激しい中で。家を買う頭金で当時楽しく遊んでいた外貨口座は全て解約することとなった。

そこから、思考は安定路線になり、保険の営業さんの言われるがままに、いろんな保険に入った。
備え、心配、はマジックワードで、保険に入ることで未来の準備をしている錯覚も長くあったわけです。

ところが。
夫は外資の専門職だし、私は管理職だし、そこそこ、不足はない程度にお給料いただいているはずだけど、ものすごく節約、倹約の意識を持たないとならない日々。
老後までの試算をしたExcelでは、子供たちが高校生になる頃一時貯金が尽きる計算になる始末で、旅行を我慢したり、大好きな美味しいものをセーブしたり、これ以上あと何ができるかな…と思案していたここ数年。

瞬間的に口座にコレだけお金があるのに、もうすぐ足りなくなるというヒリヒリ感。
お金の動かし方が圧倒的にわかっていなかった結果、気持ち的にかなり辛いところに自分たちを追いやったんですね、、、

公立小に通わせれば解決するのはわかっていましたが、そういう問題ではない気がずっとしていて、色々年明けから情報収集して苦しさのカラクリが判明。
この辺はこの前お話しした通り。

保険は備え、には変わりないけれど、他にも備えを作る術を知らなかったんですね、私たち。
株とか投資とか、初心者は手を出さない方がいいと思い込んでたんですよねぇ、私たち。

いろんな考え方はあるので、コレは私たち夫婦のケースですが、ネットでの金融サービスの発達で、古風な金融のイメージが知らない間に刷新していることに気づかず、得するチャンスを見逃していたようです。

私たちはYouTubeの動画数チャンネルを梯子してあれ?思ってたんと違うぞ?なんか試せるしやってみたら楽になりそうだネット証券。
ということに至りました。

で、お金の勉強、に戻ると。
ともすると、お金を守るには、いかに稼ぐか、そしてそれをいかに守るかの2側面で終始してしまっている気がするのです。

子供達に経済的な感覚を持ってもらうために、お手伝い課金制や、節約や貯金の癖づけを解く親御さんは多い。
私たちもそう育ったし、うちの子供達にもそれをやり始めてました。
稼ぐ、という意味では今の方向性は継続。
ただし、守りだけでなく、攻める。それも安全に攻める。その方法があることは伝えていかないとなと思います。

誰かに任せておいて増えるはずないんですよねぇ。落ち着いて考えると日本はそんなに景気良くないのによく人任せにできていたよねぇ。

というわけで。
ジュニアnisaを子供達に持たせることにしました。
少しずつ、一緒に運用を学んでいこうと思います。

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