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また、高山さんに会いたい。

ちょうど一年ほど前に書いた内容を、早くもこんな形でなぞることになるとは思わなかった。

高山一実さんが、グループを卒業されるそうです。

昨夜知ってから、説明しがたい感慨が自分を纏っています。もう少し前から存じ上げていればもっと違う感情だったのかなとか、これからはどんな形で表現をしてくださるのかなとか、個人的にはもっと高山さんの文章を読んでみたいなとか、勝手に色々リクエストが増えています。ごめんなさい。

これまでの人生でここまでちゃんとしたファン心理(結局こう表現するしかない)を抱いたことが無かったので、ここまで複雑な感情だとは夢にも思わずでした。寂しいとかへこむとかそういう単発の感情じゃないので、言語化するのがすごく難しい。長く一つのグループとかを応援されている方々はこういう気持ちと戦っていたのか...と分かった気になるのが精いっぱいです。

この件を報じたどこかの記事に「グループの功労者」という表現を見つけて、すごくいい言葉だなと思いました。
最後に振り返ってみた時に「あの人がいたから」と思われるのって、誰でも出来ることではないと思います。
何も無かったところから日本屈指のグループになって、でも永遠にそのメンバーとしていられるわけじゃない。卒業という決断の裏に、その人のこれまでとこれからの人生を見てしまうからどこか他人事とは思えなくて、観ている方は苦しくなるのかもしれません。

それでも、最後は送り出すしかないよねと腹を括るしかない。
決心のきっかけは理屈ではないのだと、教えてもらったのは私たちなのですから。

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