科学的にあなたに最適な勉強法

皆さんは勉強する時、どんなことを意識していますか?
「まとめノートに整理して勉強する」、「独り言をしながら勉強する」、「とにかく手を動かして勉強する」など、この世に勉強法はあふれていますよね。果たしてどの勉強法を真似すれば良いのでしょうか?
そこで今回は、東大で心理学を学ぶ友人から聞いた、あなたに本当に最適な勉強法を見つける方法を紹介します!

大きく分けて3タイプ

人間は大きく分けて3種類のタイプに分かれます。それは、五感(視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚)のうち、視覚・聴覚・触覚に起因する分類です。それぞれ33%ずつ存在するらしいですよ。詳しくは以下の通り。
1つ目は視覚情報が優先されるタイプ。「見える化」しないとしっくりこない、という人はこのタイプです。
2つ目は聴覚情報が優先されるタイプ。教科書を読むだけでは理解できず、授業の方が理解できる、という人はこのタイプです。
3つ目は触覚情報が優先されるタイプ。いわゆる「感覚派」であり、感覚的に理解する、という人はこのタイプです。
この3タイプそれぞれについて、最適な勉強方法が存在しています。逆にいうと、世の中の勉強法はこの3タイプのどれかに分類できます。
まずはあなたがどのタイプかを考えてから、あなたに本当に合った勉強法を見つけていきましょう!

3タイプの見分け方

それでは、視覚・聴覚・触覚、あなたはどれが最も優先されるタイプの人間なのかを見分けていきます。

視覚が優先される人
視覚が優先される人は、「イラストや図を描かないと理解できない」、「ノートは色ペンを使わないとわかりにくい」といった意見を持っています。問題を解くときは、とにかく「見える化」を最優先させます。

聴覚が優先される人
聴覚が優先される人は、「勉強中は独り言を言わないと理解が進まない」、「教科書の文字を読むだけではしっくり来ず、先生から説明されたら理解できる」という意見を持っています。映像授業でもしっかり理解できることが多いです。

触覚が優先される人
触覚が優先される人は、「感触や感覚でなんとなく理解している」、「よく擬態語(きらきら、つるつるなど)を使って説明する」という意見を持っています。「センス」がある人です。

皆さんはどのタイプでしたか?人によっては複数のタイプが当てはまります。ちなみに僕は視覚優先よりの触覚優先タイプでした。では、この3タイプそれぞれについて、どのような勉強をすれば良いのかを紹介します。

3タイプ別の最適勉強法

これら3タイプでそれぞれどのようなことを意識して勉強すれば良いのか見ていきましょう。

視覚が優先されるタイプに最適な勉強法
「見える化する」ということを常に意識しましょう。おすすめは「整理されたまとめノートを作る」、「教科書や参考書をマーカーで色付けする」、「簡単にイラストや図を描いておく」という方法です。

聴覚が優先されるタイプに最適な勉強法
「読む」「聞く」ことを重視してください。音読するという行為は、そのまま自分の声を「聞く」ことになるのでおすすめです。「教科書の文章を音読する」、「頭で考えていることを声に出しながら問題を解く」といった勉強法を試してみてください。

触覚が優先されるタイプに最適な勉強法
「身体を動かす」ことを意識して勉強してください。「何度もノートに書きまくる」、「ジェスチャーを交えて勉強する」といった勉強法を採用することで感覚的な理解が深まります。

まとめ

・人間は3タイプに分類される。
・視覚優先の人は「見える化」を意識する。
・聴覚優先の人は「読む」「聞く」ことを意識する。
・触覚優先の人は「身体を動かす」ことを意識する。

自分に最適な勉強方法を見つけることができましたか?ぜひ、「おすすめの勉強法」という種類の記事や投稿を見るときは、視覚・聴覚・触覚の3タイプを意識してみてください。


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