1ドルのブロックチェーン投資が15ドルのクラウド投資を生み出す。
こんにちは。
このブログでは、ブロックチェーン関連を中心としたテック系の情報の紹介をしております。
今日は、以前から積極的にブロックチェーンの普及に取り組んでいるIBMの記事を紹介いたします。
1ドルが15ドルに──ブロックチェーンの売上はクラウドの売上につながる:IBMバイスプレジデント
CoinDesk Japanのこちらの記事です。
記事の中ではこの様なことが書かれています。
「さらなるお金を引き出している」とクオモ氏は述べた。
「ブロックチェーンに実際に費やされたお金の直接的な貢献を見ると、ブロックチェーンへの1ドルの支出は、他のクラウドサービスへの15ドルの支出を引き出している」
自分の頭が悪いからなのでしょうけど、はじめは何を言わんとしているのかわかりませんでした汗
さらに続きます。
「ブロックチェーンは新しい法人向けアプリケーション。アプリの現代化、クラウド・ネイティブなアプリ、データや分析といった流れに対応している。こうしたことすべてに関わっている」
そうしたことから、ブロックチェーンソリューションにおけるブロックチェーン技術の割合は全体の20%のみとクオモ氏は語った。残りの80%は他の技術が占めている。
ふむふむ。。。
何となくわかってきたかな。。。
ブロックチェーン技術は色々な分野の技術と関わりがあって、ブロックチェーンをソリューションとして提供するためには、様々な技術と合わせて提供する必要があって、純粋なブロックチェーン技術が占める割合はほんの少し、ということですね。
ブロックチェーンはそれ単体では価値を持たない。
確かに、ブロックチェーン自体はデータの構造でしかないので、それを応用して価値を生み出すためにはいろいろな技術と組み合わせてソリューション・商品に仕立てる必要があります。
ビットコインだって、イーサリアムだって、そもそもインターネットという基盤技術があってのものですし、そのネットワークの構築のためにはクラウドの技術も多分に利用されているはずです。
この記事で言いたいのは、一つのブロックチェーンを使ったソリューションを生み出そうとしたときに、純粋にブロックチェーン技術に支払うのは1ドルで、それ以外にソリューションとして仕立てる部分に15ドル支払う必要がある、ということですかね(多分、、、)。
IBMのHyperledger Fabric
IBMにはプライベートブロックチェーンのフレームワーク「Hyperledger Fabric」があります。※Hyperledger Fabricについてはこちら(リンク)でお勉強中です。
且つ、IBM Cloudもあります。
ブロックチェーン技術も、それを商品に仕立てるクラウドも持っているIBMは、今後ブロックチェーン活用がひろがっていけば相当有利に活動きそうですね。
今のうちからしっかり勉強しておかないと汗
おわり。