見出し画像

実際の育児に触れて気付いたこと:姉の子育て現場の大変さ

私の姉は2児の母です。
現在は別々の家に住んでいますが、約1か月近く実家に帰ってきたので、一緒に過ごす機会がありました。その時、姉の子育ての姿を間近で見ることができ、その印象をお話ししたいと思います。

子供の年齢は2歳と0歳です。私にとって、そのような小さい子供たちと同じ屋根の下で過ごす機会は特別でした。一緒に過ごして、育児とは無縁の私はその大変さに驚いてばかりいました。

世の中のお父さん、お母さんは本当に凄い

少し前までは女性が一人で育児を行っていた時代もあることを考えると、その苦労は想像を絶します。

出来る限り色々手伝いましたが、一緒に遊ぶことが最大の貢献だったと感じています。今のおもちゃは昔と比べて大きく進化していて驚きました。また、アンパンマンやディズニーのキャラクターが人気なことは変わっておらず、コンテンツの強さを感じたりもしていました。

2歳の子は歩くことができますが、予測不能な行動や危険に対する警戒が必要であることを実感しました。ちょっとした隙間に手を挟んだり壁にぶつかったりすることもあり、想像だしない場所に危険が存在しています。一人で子供たちを見ている時は、怪我のないように後ろについて回って神経を張り巡らせなければなりませんでした。

姉は1日中忙しそうで、ほとんど休む時間がありませんでした。1人が泣き始めたと思ったら、もう1人が急に泣き始めます。原因も不明で、どう対応すれば良いのか分からない状況に頭を悩ませていました。

私は育児に関して本当に無知でした。育児が大変とは何度も聞いていましたが、ドラマを見たり本を読むといった自分の時間は確保できるものだと思っていました。しかし、少しの間ですが実際に子供たちと過ごすことで、その認識が完全に異なるものだと気付きました。

育児は常に子供の相手をしていなければならないですが、一方で孤独なものだという印象を受けました。まだ小さくても言葉を話すようにはなりますが、大人同士の会話のようなやり取りは必ずしもできません。一度注意したことも繰り返してしまうこともあります。自分の伝えたいことが伝わっていない、相手の伝えたいことが分からないという瞬間を私自身感じたり、見たりする機会が何度もありました。子供なので仕方ないことですが、もしこのような時間が長く続いたり、1人で抱え込んでしまうとかなり辛いことは容易に想像できます。

もし昔のように父親が協力的でなく、ほとんどの日々を1人で子育てしなければならない状況だとしたら、うつ病になってしまうことも理解できます。もし私が子育ての現場を目にできなかったら、誤った認識のまま親になっていた可能性もあったと思います。

子育て現場を通じて、育児の大変さや重要性をより深く理解し、子育てをする親御さんに対するサポートや理解の大切さを再確認しました。育児は素晴らしいことですが同時に困難な挑戦でもあります。私は子を持つ親御さんに対して敬意を持ち、彼らの生活を少しでも支えられる社会づくりが必須に感じました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?