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スタジアムを夢を与える場所へ#5 【in横浜FC】

こんにちは。
第5回目の今回は横浜FCに行ってきました!
投稿を1ヶ月半ほど行っていなかったのですが、その間にヴィッセル神戸や京都サンガ、宇都宮ブレックスなども観戦に行ったのですが、就職後の最初のnoteはどうしても横浜FCを取り上げたかったので、今回は満を持して取り上げたいと思います。

私が考える、横浜FCの魅力。

それは、
「アットホーム感がどのスタジアムよりも高いこと」

「ファン・サポーターの方のみならず、選手・クラブスタッフ・サポートスタッフ・GS全ての方々が横浜FCに関わる全ての人が互いに尊重しあい、よりよくしようという想いがあるからこそ、出来る雰囲気」
だと感じました。

ではここから、そのように感じた理由を紐解いて行きたいと思います。

1.来場者の推移

まずは、2015年以降の来場者数の推移。

J.LeagueDate Site参照
https://data.j-league.or.jp/SFTP01/

来場者の推移については、コロナ禍前まで増加傾向にあり、J2での順位が高まるほどに来場者の推移が高まっている傾向がある。来場者が増えることは嬉しい反面、J1昇格が近づくことで来場者が増えることは、運営側を経験させてもらった身からすると非常に悔しい部分だと感じました。
ここで気になったのは、2017年の平均来場者数が前年から1,000名ほど増加していること。調べても明確な理由がわからなかったので、もしわかる方やこれが理由ではないかと思った方は、Twitterでコメントを返してもらえると非常に助かります🙇‍♂️

今回来場した5月4日の試合は、6,772人とホームゲームの中で今季一番来場者が多い試合でした。

2.スタジアムホスピタリティ

①スタジアムまでの移動

来場したスタジアムは「ニッパツ三ツ沢球技場」
横浜FCのみならず、横浜F・マリノスもホームスタジアムとして利用しています。

最寄り駅は、「横浜駅」
そこからバスで10分ほどでスタジアムに到着します。
利便性は非常に高く、多くの路線が通る横浜駅が最寄りの駅であり、スタジアムまでのバスも多く運行しているため、待ち時間が少なく快適にスタジアムに迎えます。
もし人が多くても徒歩で15分~20分ほどなので歩いてスタジアムまで行くことも可能です。

②スタジアム周辺について

(1)選手のぼり、バナーの豊富さ
スタジアムに到着して迎えてくれるのは、選手が描かれているのぼり。

選手が描かれたのぼり

数多くの、のぼりがあることでスタジアムに来たんだなという実感が湧くし、選手の顔を覚える機会が少ない中で、のぼりをきっかけに選手の顔を覚えることに繋がるのではないでしょうか。
多くの方が選手のぼりやパネルで写真を取っている方もいるので、初めての方でも気軽に写真が撮れるので、ハードルが低くなるのではないかと思います。

また、のぼり以外にもバナーや選手パネルなども多く設置されているため、非日常空間をより感じやすいと感じました。

選手との写真
(この友達は、安永選手推しだそうです)
選手バナーや選手パネル

(2)案内表記
次に感じたのは、案内表記の設置数の多さでした。

スタジアムに初めてくる方は、どこが入場ゲートなのか、座席はどのなのか、イベントのブースや飲食店はどこにあるのかなど、わからないことだらけだと思います。そんな初めて来られる方やまだ数回しか来場したことがない方にとって案内表記が多いことは非常に利用しやすく、安心して試合に来やすい。

スタジアム場外の案内表記

スタジアムに入場してから、座席がどこにあるのかわからないことは何度も来場している方でもよくあること。
そんな中で下の写真にある特大バナーが入場ゲート付近に設置されているため、どこに進むべきかがひと目で分かります。

入場ゲート付近にある特大バナー

この写真に記載されている数字は、それぞれの座席付近にある入場ゲートになっており、それぞれのゲートにも大きな数字が設置されているため、ゲートの場所がどこにあるのかもわかりやすい。

ゲート番号

その他にもスタジアム全体が写った案内表記や三ツ沢横丁の案内表記などがあるため、何がどこにあるのかを把握しやすく、迷うことが少ないのではないだろうか。

その他の案内表記

(3)スタメン選手表記
試合のスタメン選手は携帯電話から調べないとわからない。
これは以外にスタジアムに行くとよくあることなのではないでしょうか?

そんな中で下の写真にあるボードでスタメン選手がわかるのは非常にありがたい。

試合のスタメン選手がわかるボード



試合会場にいるにも関わらず、情報は携帯電話から仕入れるのは、個人的に面倒だと感じているので小さいボードでもスタメン選手がわかるのは以外に盲点になりがち。
だからこそ、こういった気遣いは非常に大切だと思います。

他の来場者の方も見ている方がいらっしゃったので、こういう取り組みは他のチームも取り組んでもらいたいなと個人的に感じました。

他のチームで大々的にやられているチームもあるので、前回の記事を載せさせてもらいます。
こちらは、選手からのコメントまで載っているので、ファン・サポーターの方たちにとっても楽しみの1つになると思います。

(4)お手洗いの気遣い
次に、お手洗いで感じた気遣いについて。
色んなスタジアムに行く中で、唯一横浜FCだけが行っていたこととして、ペーパータオルとそのゴミ箱をクラブ専用のカバーを使って、設置していることです。

ペーパータオルとゴミ箱のケース

多くのスタジアムがそのままペーパータオルを置いている、ゴミ箱は市販で使われているものが設置されているというスタジアムがほとんどでした。
まず設置されているという点で評価するべき点ではありますが、プラスアルファでクラブカラーを感じるケースに入れて設置されていることは、よりスタジアムの色が出るし、細部まで気遣いを行っていることを感じた部分でした。

こういう小さな積み重ねが、クラブを好きになってもらう、好きになる方が増えていくことにつながると感じました。

(5)お出迎えボード
今回の多くの取り組みの中で特に良いなと感じたのは、来場時と試合終了時にそれぞれボードで来場者の方への感謝の想いと次回の試合についての案内を行っていました。

来場した際のウェルカムボード
試合終了後のボード

イラストも直筆で書かれており、手の込んだお出迎えだと感じました。
来場時と試合終了後のイラストやデザインも新しいものに変えており、多くの運営がある中で来場者の方が少しでも楽しむ、そしてまた試合に来場したいという想いを持っていただけるように、ボードを掲げている姿を見ると横浜FCに関わる方々・来場していただいた方への想いを感じました。

またその想いが一方的なものではなく、ファン・サポーターの方々にもしっかり浸透しつつある。
「#横浜FCイラスト部」として、来場者の方々に取り上げて頂いており、イラストの可愛さや毎試合ボードを掲げ、挨拶をしている姿は多くの方に
「また来場したい」「応援したい」という想いが高まっているのではないでしょうか。

こういったクラブ側の人とファン・サポーターの方が互いに支え合う姿が、クラブのあるべき姿だと改めて感じることが出来た取り組みでした。

3.スタジアムイベントについて

①キッズ向けイベント

子どもの日前だったので、多くの方子ども向けのイベントが開催されていました。
マスコットキャラクターの「フリ丸」が描かれた「フリ丸かぶと」や子どもたちが書いた選手の絵が選手紹介で紹介されたりして、いつもとは違う雰囲気の三ツ沢でした。

落書きスペースと子どもが書いた選手の絵

またこの日は、働くクルマ展が行われており、普段見ることが出来ない、消防車や白バイを見ることが出来るため、多くの子どもたちがクルマやバイクを楽しんでいる姿が見られました。

働くクルマ展の様子

GW期間中だったこともあるのか、多くの家族連れの方が来場しており、これをGWのみならず、年間を通して来場していただけるようにしていくことがスポーツ業界の今後のために不可欠だと改めて感じました。

②選手サイン

コロナの影響もあり、選手とファン・サポーターの方が交流する機会はほとんどない状態でした。昨シーズンの終盤から各チームが練習見学を抽選などで参加出来るクラブが出てきた中で、横浜FCでは、試合当日に選手サイン会がここ数試合行われています。

サイン会に参加するための整理券は即座に配布が終了している様子を見ると、ファン・サポーターの期待感を表している用に感じました。

またサイン会のみならず選手がアップ前に、スタンドにいる来場者の方にサインが書かれた水色のボールを投げて、サインを手に入れることが出来ることも出来ます。

選手がサインボールを投げている様子

直接的に関わることが難しい状況ですが、方法を変えて、来場者の方に楽しんで頂く、スタジアムだからこそ味わえる体験を通して、思い出作りに繋げる。子どもがスタジアムで選手からサインボールを貰える体験は、現地でしか味わうことができない体験であり、必ず記憶に残る1日になると思います。
このような部分から、それぞれの立場に関係なく、より良くしようという想いが多方面から感じられました。

③マスコットの活動

各チームの象徴の1つであるマスコット。
それぞれ特色や性格などの違いがある中で、横浜FCでは他にはない取り組みを行っていました。
その名も「フリ丸HAMABLUEバズーカ」

フリ丸HAMABLUEバズーカを行っている様子

キックオフ前とハーフタイム時にマスコットはピッチを周回するのですが、その時にバズーカでボールを発射し、プレゼントを渡すという取り組みを行っていました。
実際に行っている様子を見ると来場者の方は視線がその方へ向いているし、子どもたちはボールを取ろうとしている子もいたので楽しんでいただいている様子を感じました。
マスコットとのふれあいの場が限られ、チームとしてイベントを大々的に行えない中で、手段を変えてふれあいの機会を作り、来場者の方に楽しんでいただける取り組みは、非常にいいなと思いました。

4.来場して感じたこと

今回来場して感じたことは、
「スタジアムのアットホーム感がどのスタジアムよりも高いこと」

これまで何度か来場したことがあったのですが、ファン・サポーター同士の交流が多くあるクラブは、多くあると思うのですが、クラブスタッフ・サポートスタッフ・GSの方々などの試合を運営する側と来場者の方の交流が活発に行われているクラブは数少ないのではないかと思います。

試合前も試合終了後も試合についてや運営についてのお話をしている姿は、立場は違えど、クラブをより良くするために互いに手を取り合って、更に前へ進み続ける姿勢を私は感じました。

スタジアムでクラブを応援すること・ファンサポーターの方がSNSを通して、クラブの魅力や取り組みに対して、発信を多く行っていることは必ずチームの力に繋がっています。

その姿勢から私は、
クラブに関わる全ての方々が立場を超え、「クラブをより良くする」という想いの集まりが、今のニッパツ三ツ沢球技場のアットホーム感の高さに繋がっているのではないかと感じました。


クラブそれぞれの特色がある中で、このアットホーム感は本当に大切にしてもらいたい横浜FCの魅力だと思いました。

5.まとめ

今回、「横浜FC・ニッパツ三ツ沢球技場」に来場し、来場して頂いた方をより楽しんで頂くための多くの取り組みと気遣いがある場所でした。
小さな積み重ねがあることでそれが多くの方に浸透し、今の横浜FCを作り出していると思います。

横浜FCに関わるすべての方がクラブをより良くする、多くの方の拠り所であり、初めて来られる方もアットホーム感を感じる事ができるスタジアムでした。

これからも横浜FCは多くの方々に支えられ、地域に、関わる方々に愛されるクラブであり続けると心から感じました。

サポートスタッフの卒業生として
1人のファンとして
スポーツ業界を目指す1人として、また行かせて頂きます!!



最後に、クラブをより良くするために多くの方々が関わり、アットホームな場所を生み出している横浜FCですが、そんなクラブでスタッフとして関わることができます。
それが横浜FCサポートスタッフです。

私もサポートスタッフの一員として1年間、関わらせいただきました。
スポーツ業界を目指すため、自身のビジョンを成し遂げるために遠方から運営に関わり、多くのクラブスタッフ・仲間と出会うことができました。
来場者1人1人と向き合うように、学生1人1人と向き合い、共に進んでくれる多くのクラブスタッフの方々がこの横浜FCにはいます!
こんな自分と向き合い続けてくれたクラブスタッフの方々、同じスポーツ業界を目指す仲間、来場して頂いた方々を少しでも楽しんで頂く、満足して頂けるよう取り組み続けた仲間との出会いは、自分にとって最高の財産でした。

今のサポートスタッフもお客様に向き合い、前に進み続けています。
そんな人たちと関わりたい、スポーツ業界をもっと知りたい、スポーツを仕事にしたいと思う学生のみなさん、素晴らしい環境が横浜FCにはあります。

これは、サポートスタッフの卒業生として、胸を張って言えます。

本日から5月のサポートスタッフの募集が始まりましたので、
興味のある方は、下のページをご覧ください!


ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
このnoteでは、スタジアムでのホスピタリティやクラブの魅力などについて、投稿しています。

スポーツ業界がより、多くの方に夢を与える場所であり続けるために、
スポーツ業界を目指す1人の人間として今後も活動を行います🔥

【過去の記事】

【参考資料】

https://yokohamafc.com/g/220504_kumamoto/



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