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社内ラジオを1年間続けてみた話

こんにちは、masaです。
これはroot Advent Calendar 2022 のDay6記事です。

早いもので2022年もあと1ヶ月弱となりました。ちょうど去年の今頃に社内ラジオ(通称「根っこラジオ」)を始めて、1年間続けることができたので、始めたきっかけや企画内容、工夫した点などを書いていきます。社内ラジオを始めることを検討している方や、チーム活性化のための施策を模索している方の役に立てればと思っています。(続けられたことを自慢をしたい気持ちもちょっぴり混ざっています笑)

始めたきっかけ

rootには、私がリーダーを務めているMIKIというチームがあります。MIKIのミッションは主に、社内の心理的安全性向上とVMV(Vision・Mission・Value)の浸透の二つです。今年10月までは、有志の社員3人で話し合いながら活動していました。

MIKIの初期メンバー

VMVの浸透について議論する中で、メンバーに伝えたいことを定常的に発信できる媒体が欲しいよねという話になりました。その中で出たアイディアの一つで、「とりあえずやってみよう!」と始まったのがラジオです。
一応目標から逆算してやるべきことは考えているのですが、特にラジオに関しては楽しそうだからやる、という気持ちが強かった記憶です。この記事で一番伝えたいことでもあるのですが、社内活動で大切なのは、「やっている当人たちが楽しめているかどうか」だと個人的に思います。頭で考えた戦略や「誰かのため」という想いだけだと、感謝されなかったり反応が薄かったりした時に続ける気持ちが薄れていってしまうからです。

企画内容と体制

配信方法・頻度

配信にはZoomを使っています。Zoomを採用したのは、みんながアクセスしやすいこと、録画が残しやすいこと等があります。Gatherも試したことがあるのですが、録画が残しづらいのでやめました。
配信は月1回ペースで30分間行なっています。全社員共通枠でカレンダーを抑えて、当日生放送を聴くことも、後からアーカイブを視聴することもできるようにしています。アーカイブはNotionにまとめています。視聴数を取るため、視聴した人にはスタンプを押してもらう運用も途中から始めました。

構成

いつも大体下記のような流れで構成を組んでいます。多くの回でゲスト(社内メンバー)を呼んでました。

  1. オープニングトーク

  2. メンバーからのお便り紹介

  3. ゲスト紹介

  4. テーマ発表

  5. ゲストとトーク

  6. エンディング

メンバー体制

基本的にはMIKIの3人で運営を回してきました。大枠の企画は全員で決め、企画の詳細を詰める役割、お便りフォーム作成やBGM選定など裏方の役割、ゲストとの折衝とパーソナリティーの役割の3つをそれぞれが担っています。初期はパーソナリティーを持ち回りにしたりアシスタント役を置いたりしていたのですが、それぞれのメンバーの得意を活かそうとなり、途中から役割を固定化しました。
また、企画段階から他メンバーに入ってもらうこともありました。ずっと3人でやっていると視野が狭くなるので、他のメンバーに関わってもらうことで斬新な企画アイディアが生まれたりしてありがたかったです。

企画内容

社内の心理的安全性向上とVMVの浸透という二つを軸足に置きつつ、その時期のイベントやみんなの関心ごとを考慮しながら企画を決めています。例えば、新しいメンバーが入ってきた時は、新メンバーのことを既存メンバーにもっと知ってもらうために自己紹介対決という企画をやりました。この企画はメンバーの反応がとてもよかったのでおすすめです。

3つのうち1つだけ本当は苦手・嫌いなものを当て合うという食わず嫌い式ゲーム

参考までに、他にもいくつか企画タイトルを載せておきますね。

  • 勝手にroot award!全メンバーを表彰してみた

  • DPM(マネージャー)に聞いてみた お仕事何してるの編/お悩み教えて編

  • みんなのストレングスファインダーを見てみよう

お便り

毎回お便りを事前にgoogle formで募集して、ラジオ内で読んでいます。メンバーのちょっとした過去の経験を聞いてみたり、ゲストへのメッセージを募集したりしてきました。ラジオネームで投稿してもらうと、個性が出て面白いです。

みんな毎回ラジオネームを変えてきます

工夫したこと

ラジオ直後に必ず振り返る

当たり前といえば当たり前かもしれませんが、ラジオ直後に必ず15分程度の振り返りをしています。自分たちの感触が強く残っているうちに振り返りをすることで、次に活かしやすくなります。また、よくあるKPTではなく、SSC(Stop, Start, Continue)のフレームワークを使うことで課題に限らず次回から始めることのアイディアを出しやすくしたのもポイントです。

他メンバーを巻き込む

ゲストとしてだけでなく、企画段階からいろんなメンバーに関わってもらうようにしています。それにより、新しいアイディアが生まれるだけでなく、ラジオをみんなのものにしたいという気持ちがあるんです。ちなみに、この記事のサムネイルも社内メンバーが作ってくれました。とっても感謝です。

無理をしない

最初の頃は月2回ペースでやろうとしていたのですが、途中から月1回ペースに切り替えました。月2回だとどうしても毎回慌ただしくなってしまうためです。きっと他の社内活動担当の方もそういう方が多いと思うのですが、我々にとって社内活動はあくまでサブ業務でメイン業務は他にあります。そのため、無理なく企画できるペースを保つのが結果的に良いコンテンツを長期的に生み出すために必要だと実感しました。

最後に

繰り返しになりますが、改めて一番大事なことは「自分たちが楽しめているか」だと思います。楽しいという感情は、続けるための熱量になるだけでなく、他のメンバーにも伝わるからです。(よく弊社代表から「MIKIチームの一番良い所は楽しそうにやってる所だよね」と言われます)

MIKIは今期、メンバーを増やして更にパワーアップしていきます。ラジオも含め、よりよい社内活動をしていけたらという気持ちです。もし「うちではこんな社内活動してるよ」「もっと話聞きたいよ」という方がいらっしゃったらぜひtwitterでご連絡ください。情報交換しましょう!

読んでいただき、ありがとうございました。

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