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④タンパク質のジレンマ


タンパク質は細胞の維持と修復に必要な量のみを摂取する


肥満の改善や病気を克服し、長寿を願うケースでは

動物性タンパク質の摂りすぎによる mTOR酵素の活性化は、長期的に見て避けなければいけません。

実は、ほぼ全ての癌は、mTOR酵素の伝達回路の活性化と関係があることがわかっています。

mTOR酵素の名前にもあるラパマイシンなどの物質によって、m TOR酵素を抑制する取り組みは

すでに抗がん剤治療として一般的に行われており効果も高いそうです。



そのため、現在進行形で行われている研究結果では

正味の炭水化物量(炭水化物の総量から食物繊維を除いたもの)よりもむしろ

タンパク質の量を制限した方が良いとも考えられています。

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