読書メモ【13歳からの地政学】で、世界の因果関係を知る。※クイズ形式にしてみました。
はじめに
筆者は現在トラベルテックのスタートアップ「Kabuk Style Inc.」にて、コミュニケーションデザイン周辺に携わっております。
弊社のサービス「HafH」は旅のサブスクという素敵なB to Cビジネスモデルです。そのブランドおよびユーザーとのコミュニケーションに携わる者として、そして旅行業界に身を置く者として、常に世界の動向にキャッチアップはしておきたいと考えています。
世界では現在、戦争や2極化、災害リスク、そしてエネルギー事情など様々な事象が同時多発的に発生していますが、その原因や因果関係を多少なりとも知っておくことは、世界をより理解し、自分なりの視点(仮説)を持つ上で必要なインプットかなと。
現在のロシア・ウクライナ情勢や中国と台湾の関係、そこに入るアメリカ。ニュースを見れば様々な話題が飛び込んできます。もちろん、TVの池上彰さんの解説はわかりやすいし、世界の諸問題の原因をわかりやすく説明してくれるのでおすすめですが、どうもTVやYouTubeだと、知識が蓄積しない。。。
書籍を繰り返し眺める方がインプットしやすいと思い、筆者が参考にしているのがこちら「13歳からの地政学」です。息子が学校の先生に薦められて購入した本ですが、十分に大人向けな内容です。
あいま合間にパラパラ眺めるくらいな気軽なスタンスで、忘却曲線と戦っております。
※旅のサブスク「Hafh」では2024年4月30日まで登録キャンペーンを開催しております。ご検討いただけると幸いです。
では早速、クイズです。
Question:1
世界各地で行われる貿易、では飛行機で運ぶ量と船で運ぶ量の比率はどれくらい?
答え:世界中の貿易は90%以上が海路です、つまり飛行機:船は90%:10%です
ちなみに島国日本の場合、船を使う比率はなんと99%!海路を止められたら私たちの経済活動や生活はストップしてしまいます。
Question:2
国際通貨であるアメリカのドルが世界の貿易で使われている比率はどれくらいでしょうか?
答え:世界貿易でドルが決済手段として使われる比率は80%、ここで、大事なのは強い通貨を維持する信頼性の担保のためには最強の軍事力が必要だということ。だからアメリカは毎年10兆円以上のお金を海軍に投資して、世界中の海に軍艦を派遣しているわけです。
そして、世界中で使われる紙幣を発行できる権利があるということは、自国都合で世界経済をコントロールできるということとも言えます。ドルの流通や発行を制御すれば、その分ドルの価値は上がり、アメリカは物事を有利に進めることができることになります。
Question:3
日本が所有している排他的経済水域の体積は世界第何位でしょうか?
答え:実は日本は海洋資源国と言われています。その理由は周囲を海に囲まれ排他的経済水域が大きいからというのは有名な話ですが、実際日本が所有している排他的経済水域の体積は世界第4位とのこと。
太平洋の平均の深さは約4,200mと、大西洋の3,300mより深く、実は海洋資源大国。ただしその資源をうまく活用できているのかは疑問。
これは割と有名かもですね
日本の持つ経済水域内の海底から、天然ガスや石油なんかが出てきたら、あっという間に日本は資源大国に生まれ変わります
そうなるとエネルギーを外国に頼らなくてもよくなるため、各種交渉で日本は強気に出れると、、まあでも、強気慣れしてないから難しいかもしれませんが。
Question:4
世界のインターネットのデータ総量の何%が海底ケーブルを通っているでしょうか?
答え:私たちが日々使うインターネットは世界中の情報をやりとりしています。その情報を運ぶ物理的デバイスとして海底ケーブルが使われていますが、99%が海底ケーブル使用です。
そしてアメリカの海底ケーブル所有率は世界一です。ここを押さえることは情報を押さえることにつながります。これ結構重要かも。
Question:5
日本の平均年齢は40代後半(まさに中年男性)ですが、アメリカの平均年齢は何歳でしょう?
答え:アメリカの平均年齢は38歳。日本より若い理由は移民政策による部分が大きいです。
ちなみにフィリピンは人口約1億人になり、平均年齢は24歳!これからどんどん豊かになり、イケてる若者がどんどん海外で学んで起業するんでしょうね、、
おわりに
以上書籍「13歳からの地政学」内から、軽く5問ほど抜粋させていただきました
これだけでも、コミュニケーションのネタになるし、今現在の世界の解像度が上がると思いませんか?
今回は主に貿易周りの出題とさせていただきましたが、また当noteにてさまざまなカテゴリーのQ&Aを出させていただければと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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