見出し画像

一番長い日_100日チャレンジ(86日目)

2023年6月21日。今日は一年で一番昼が長い「夏至」です。

東京都では、日の出時刻が4時26分、日の入りが19時01分で、昼間の長さは14時間35分でした。
これから冬至に向かって、昼の時間が短くなるのに、暑さが増していくのはつらいですね。

夏至の日が、太陽がもっとも北に位置しています。
そのため北半球では日照時間が長くなり、北極では白夜となります。
一方、南半球では昼の時間が、一番短くなります。

イギリスにあるストーンヘンジでは、夏至に夏の訪れを祝うため多くの人が集まります。今日のニュースでは、1万人が集まったと記事になっていました。

ストーンヘンジでは、夏至の日の太陽はストーンサークル入り口の後ろから昇り、光線はモニュメントの中心へと導かれます。
夏至の日に太陽光が指すように、紀元前2500年~紀元前2000年頃に作られ、太陽の運行を調べて正確に設計されているのが、驚きです。

エジプトにも夏至の日にだけ、神殿まで太陽光が降り注ぐよう設計されているピラミッドがあります。

はるか昔から、昼間が一番長い「夏至」は、人々にとって神聖で何か意味のある一日だったのですね。 

日本でも「夏至」をはじめとして、暦を二十四節気として季節をあらわす名前をつけています。
昔とは気候も変動していますが、芒種、夏至、小暑、大暑と読んで字のごとく、季節を的確に表していて日本語は美しいですね。
 
明日から、少しずつ昼間が短くなるのですが、9月くらいに突然、日が沈むのが早くなったな~と気づくのは一体どうしてなのか。
一日、一日の変化を感じながら過ごしていこうと、改めて思う夏至の一日でした。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?