ライフキネティックと特別支援教育の可能性
この週末から3日間ドイツ発祥のライフキネティックというトレーニングの講習会に参加しています。
私は高校生の通級指導を担当しています。
その指導の中で活用ができるのではないかと思って、今回の講習会に参加しています。
運動量を確保して体を鍛えるのではなく、脳のトレーニングとして活用するものなので、発達障害をかかえている子供達にもとって楽しく効果を得られるのではないかなと思っています。
実際に講習会に参加し、実技を数時間体験しましたが、かなり疲れます。
運動量は少ないのですが、脳を使う量がとんでもないです。普段寝つきが悪くて、30〜1時間くらい布団に入って苦しむ私も久々に布団に入った瞬間に寝れて朝までぐっすり寝れたくらい疲れました!脳も使うし、同じ受講生とワイワイ言いながら行うので普段ない疲れ方をしました。
まだ1日のみの参加ですが、可能性を大きく感じたのは下記の2点です。
仲間と楽しい時間を共有できる
失敗しても楽しいし成功しても楽しい!安心した空間でできます。ポジティブな感情で取り組めるのは情緒的にも非常に有効です。脳の様々な部位に刺激を与えられる
動かす体の部位や指示を受ける形(視覚、聴覚など)も様々で偏った刺激でなく脳全体に刺激を入れられると思いました。単純な動きから発展させられる
そもそも簡単な動作の組み合わせであったり指示やリズム、人数など条件によって難易度を調整できます。最初は簡単な誰でもできる内容から始められますので、最初からできなくてモチベーションを落とすリスクも少ないです。また、年齢や運動能力によって難易度や運動量も調整しやすいのが利点と感じました。
残り2日間講習があります。また、学んだことを授業の中で生かして学べることもあると思いますので、今後もライフキネティックと特別支援教育の可能性について発信していきたいと思います!
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