エッセイ「幼稚園の時の想い出」※全文掲載

　僕は、三歳で御死（※死生学の言葉）を意識していたそうです。

　幼稚園の時に、午後にはお昼寝の時間があるんですが、僕は一切寝なかったそうです。寝ずに何をしていたかといえば、幼稚園にある絵本を片っ端から読んでいたそうです。寝なかった理由が、「寝ると死ぬから寝たくない」と想っていたそうです。　

　僕は生まれながらの霊能者の一人で、大天使達としょっちゅう念話をしていたそうです。　

　幼稚園では、鼓笛隊に入ったんですが、僕は太鼓をやりたかったんですが、何故か指揮者に選ばれてしまったんです。指揮棒を振るだけですから、大して面白くない。練習も独りで、何時も幼稚園教師が付き添い。そんな幼稚園時代でした。

拙書「たいよう十七」

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