(レシピ)魚焼きグリルで本格的なタンドリーチキンを作る
おうちにタンドール釜が無くても大丈夫、オーブンでも作れますが、魚焼きグリルがあれば本格的なタンドリーチキンが作れちゃいます。
タンドリーチキンは骨付き肉を使うことが多く、一口大にカットされている料理は、チキンティッカといいます。タイトルを判りやすくするため、タンドリーチキンという名称を使っています。
魚焼きグリルを使う上での注意するポイントやコツについては、文章や写真で説明しきれない部分があります。ワークショップのような形で広めていきたいと考えていますが、まずはレシピとして公開します。
【材料】
〇鶏肉 1枚(約300g)
ムネでもモモでもどちらでも同じようにできます
安くて美味しいムネ肉で作るのがオススメ!
〇マリネ液 (スパイスは、なければ市販のカレー粉で代用可)
・ヨーグルト 大さじ2
・すりおろしニンニク 小さじ1
・すりおろしショウガ 小さじ1
・アムチュール(パウダー) 小さじ1
・コリアンダー(パウダー) 小さじ1
・レッドペッパー(パウダー) 小さじ1/2 ※辛さはお好みで
・パプリカ(パウダー) 大さじ1
・カロンジ(ホール) 小さじ1
・サラダ油 大さじ1 ※あればマスタードオイルに変更
・お酢 大さじ1
・レモン果汁 大さじ1
・塩 小さじ1
・砂糖 一つまみ
〇トッピング ※なければ省略可
・チャートマサラ 一つまみ (クレイジーソルトなどで代用可)
・パクチー 適量
※ マリネ液のお酢は、できるだけ安くて特徴のないものがオススメです。リンゴ酢やワインビネガーなら大丈夫だと思いますが、黒酢や高級な米酢など風味がありすぎるモノを使うと味が引っ張られます。
【手順】
1.鶏肉を一口大に切る。
※ “一口大”と書きましたが、いつもどのくらいの大きさが良いのか悩みます。ムネ肉、モモ肉、大体1枚300g程度のものを9個くらいに切り分けてます。鶏皮は付けたままでも、剥いてもOK。
2.ボールなどにマリネ液の材料を入れて、良くかき混ぜてから1.でカットした鶏肉を入れて、さらにかき混ぜる。冷蔵庫で1晩以上おく。時間が無いときは、常温で30分〜1時間程度。
※ 僕は、いつもポリ袋を使ってマリネしています。移動先で料理する場合にも、マリネしたまま運搬しやすいからです。
マリネ液のヨーグルトは、水切りをしておいた方がベターです。コーヒーフィルターを使うなり、高野豆腐を差し込むなり、クックパッドを調べると色んな方法が見つかります。
3.魚焼きグリルに網をのせ、マリネした鶏肉を敷き詰め、マリネ液の1/2を全体の表面にかけて弱火で8分焼く。上下ひっくり返してから残りのマリネ液を表面にかけて弱火で8分焼く。火を消してから8分そのままにして余熱で火を通す。
※ 魚焼きグリルによって火加減、焼き時間を調整して下さい。
※ 魚焼きグリルの網を取り外して、100均で購入した高さ調整できる網を駆使しています。できるだけ遠火で、かつ、均一に当たる高さに調整してください。
※ マリネ液をかけた時に下に落ちないように、鶏肉をスキマ無く詰めます。
4.お好みでチャートマサラ、クレイジーソルト、塩で塩味を調整する。パクチーなどトッピングしてどうぞ!
【一言コメント】
マリネ液にサラダ油が入っているので、ムネ肉でも思ったよりシットリしあがります。一方、モモ肉は脂が下に落ちてアッサリとしあがります。つまり、ムネ肉でもモモ肉でも同じような味わいで出来上がります。よって、安くてヘルシーなムネ肉で作るのがオススメなのです。
このタンドリーチキンの応用編として、ヨーグルトと溶かしバターをかけたAslamバターチキン、トマトチャトニーをかけたチキン65もどきなども作ってみました。背徳感の塊みたいな料理ですが、やはりカロリー高いモノは裏切らない美味しさです。
2020年2月にインド旅行したときに購入した、こちらの本のレシピを参考にしています。