そのとき主審は何を見てそう判断したのか? #64
皆さん、こんにちは。家本です。
今回は、先日行われたJ2リーグ 第11節の中から「これってどうなの?」「なんで主審はそう判断したの?」と僕が気になったシーンについて解説します。
【ケース1】 東京V v 山形戦 79分17秒のシーンについて
4月22日に行われたJ2リーグ 東京V v 山形戦の79分17秒に起きたシーンです。バスケス選手(東京V)が右サイドから山形ペナルティエリア内に切り込んだところ吉田選手(山形)がたまらずファウル。主審は吉田選手に警告を与え、東京VにPKを与えました。しかしPK時、ボールが蹴られる前に両チームの数名の選手がペナルティエリア(PA)内に侵入したのですが得点は認められました。このシーンに対して多くの方が「なんで得点なんだよ!」「やり直しだろ!」と反応されたのではないでしょうか。今回はこのシーンについて解説します。
論点は何か?
1.なぜ主審はPK+警告と判断したのか
2.判定は妥当だったのか
3.PK時の侵入は問題ないのか
判定の難易度はどれくらいか?
難易度 ★★(5段階評価)
なぜ主審は「PK+警告」、「得点」と判断したのか?
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